フェムケアマガジンPMS

“ブルーデー”が”バラ色“に。レシピ「パセリのグリーンポタージュ」

“ブルーデー”が”バラ色“に。レシピ「パセリのグリーンポタージュ」

2023.03.13

ブルーデーがバラ色に 冷え性、生理痛、生理不順、イライラ、不妊症、子宮筋腫、更年期障害・・・。 女性が抱える心と体の不調や婦人科系の病気。 「冷えは万病のもと」ということわざがありますが、その言葉のとおり、体温が低いことで血流や免疫機能が低下し、実際に体にさまざまなダメージが出て、すべての病気の原因となるといわれています。 冷えと不調の関連を記した書籍もたくさん出ています。 ===== ◇やせる、不調が消える 読む冷えとり(石原新菜、主婦の友社) ◇その不調、冷えが原因です(川嶋朗監修、池田書店) ◇心もからだも「冷え」が万病のもと(川嶋朗著、集英社新書) ◇「体を温めると」と病気は必ず治る(石原結實著、三笠書房) ◇89.8%の病気を防ぐ上体温のすすめ(今津嘉宏著、ワニブックス) ◇体温を上げると健康になる(齋藤真嗣著、サンマーク出版) ===== 「更年期になって生理痛がひどくなってきた」 「不妊症でなかなか赤ちゃんを授からない」 このように体の不調が出たことがきっかけで、食事の大切さに気付かれて、体温を上げて、体質改善する食事を学びたいと料理教室にいらっしゃる女性が多くいらっしゃいます。 料理教室では、体温を上げて、より元気で、キレイに年を重ねていくための食事法をお伝えしています。 かくいう私も、食事で体質を改善して、病気治癒した一人です。 体温が上がって、生理にまつわる不快症状―ひどい生理痛、生理不順、おりもの等がなくなりました。食べ物で心と体がこんなにも変わるのか、と実感しました。生まれ変わったというと大げさかもしれませんが、食事を変えて、心も明るくなって人生まで変わりました。 体温を上げることを意識して料理を作って食べていくと、体が健康になり、幸せな毎日が手に入ります。確信をもって言えるのは、かつての私が通った道だから。体温が低く、病気がちだった頃と比べて、体がぽかぽか温かく、不調がなくなりました。 料理教室に通ってくださる生徒さん。食事を変えて、「生理痛が軽くなった」という方がたくさんいらっしゃいます。 頭痛や腰痛、肌荒れなど体調の変化や心の変化をともなってやってくる生理期間。いわゆる“ブルーデー”。ブルーが「憂鬱」を意味するところから、生理日をこういいます。 生理って、痛みがあるのが当たり前、面倒で厄介なものだと思っている人が多いかもしれません。でも、実は生理って、「痛みがない」というのが本来のあり方。 糸を引くほどドロドロしたり、粘りや塊があったりしませんか。量は多すぎず、鮮やかな赤い色で、さらさらした経血が健康的な生理。生徒さんが食べ物を変えて、体が温かくなって、最初に体質が改善されたのを実感されるのが生理の変化。血の状態がよくなっているという、確実な実感が沸いてくるようです。 「きれいな色の経血が出ました!こんなの初めて」 「痛みもなく、快適で、今まで私の生理はなんだったのなんて思いました 「不快な臭いがなくなって、嬉しくなりました」 ―などと感嘆のご報告をくださる生徒さんもいらっしゃるほど。 これぞ、“ブルーデー”が“バラ色に”。生理は、女性にとって「健康のバロメーター」。毎月の生理の経血をチェックすることで、自分の血の状態を確認できて、健康状態もわかります。 布ナプキンで不快な生理がなくなった!...

“ブルーデー”が”バラ色“に。レシピ「パセリのグリーンポタージュ」

2023.03.13

ブルーデーがバラ色に 冷え性、生理痛、生理不順、イライラ、不妊症、子宮筋腫、更年期障害・・・。 女性が抱える心と体の不調や婦人科系の病気。 「冷えは万病のもと」ということわざがありますが、その言葉のとおり、体温が低いことで血流や免疫機能が低下し、実際に体にさまざまなダメージが出て、すべての病気の原因となるといわれています。 冷えと不調の関連を記した書籍もたくさん出ています。 ===== ◇やせる、不調が消える 読む冷えとり(石原新菜、主婦の友社) ◇その不調、冷えが原因です(川嶋朗監修、池田書店) ◇心もからだも「冷え」が万病のもと(川嶋朗著、集英社新書) ◇「体を温めると」と病気は必ず治る(石原結實著、三笠書房) ◇89.8%の病気を防ぐ上体温のすすめ(今津嘉宏著、ワニブックス) ◇体温を上げると健康になる(齋藤真嗣著、サンマーク出版) ===== 「更年期になって生理痛がひどくなってきた」 「不妊症でなかなか赤ちゃんを授からない」 このように体の不調が出たことがきっかけで、食事の大切さに気付かれて、体温を上げて、体質改善する食事を学びたいと料理教室にいらっしゃる女性が多くいらっしゃいます。 料理教室では、体温を上げて、より元気で、キレイに年を重ねていくための食事法をお伝えしています。 かくいう私も、食事で体質を改善して、病気治癒した一人です。 体温が上がって、生理にまつわる不快症状―ひどい生理痛、生理不順、おりもの等がなくなりました。食べ物で心と体がこんなにも変わるのか、と実感しました。生まれ変わったというと大げさかもしれませんが、食事を変えて、心も明るくなって人生まで変わりました。 体温を上げることを意識して料理を作って食べていくと、体が健康になり、幸せな毎日が手に入ります。確信をもって言えるのは、かつての私が通った道だから。体温が低く、病気がちだった頃と比べて、体がぽかぽか温かく、不調がなくなりました。 料理教室に通ってくださる生徒さん。食事を変えて、「生理痛が軽くなった」という方がたくさんいらっしゃいます。 頭痛や腰痛、肌荒れなど体調の変化や心の変化をともなってやってくる生理期間。いわゆる“ブルーデー”。ブルーが「憂鬱」を意味するところから、生理日をこういいます。 生理って、痛みがあるのが当たり前、面倒で厄介なものだと思っている人が多いかもしれません。でも、実は生理って、「痛みがない」というのが本来のあり方。 糸を引くほどドロドロしたり、粘りや塊があったりしませんか。量は多すぎず、鮮やかな赤い色で、さらさらした経血が健康的な生理。生徒さんが食べ物を変えて、体が温かくなって、最初に体質が改善されたのを実感されるのが生理の変化。血の状態がよくなっているという、確実な実感が沸いてくるようです。 「きれいな色の経血が出ました!こんなの初めて」 「痛みもなく、快適で、今まで私の生理はなんだったのなんて思いました 「不快な臭いがなくなって、嬉しくなりました」 ―などと感嘆のご報告をくださる生徒さんもいらっしゃるほど。 これぞ、“ブルーデー”が“バラ色に”。生理は、女性にとって「健康のバロメーター」。毎月の生理の経血をチェックすることで、自分の血の状態を確認できて、健康状態もわかります。 布ナプキンで不快な生理がなくなった!...

温活美容家が実践している!PMSを和らげる生理前の温活習慣【温活美容家 おぬまあすかさん】

温活美容家が実践している!PMSを和らげる生理前の温活習慣【温活美容家 おぬまあすかさん】

2023.02.27

みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです。 私が温活を取り組みはじめてから、一番大きい身体の変化がありました。 それは、生理前に起こっていた多くの身体の不調が無くなったということです。 生理前に起こっていた不調とは? ✔満腹中枢が壊れてしまったかと思うくらいの過度な過食衝動 ✔夕方には脚がパンパンで歩きづらさを感じるほどの過度な全身の浮腫み ✔コントロールできないくらいの眠気 ✔肌荒れと便秘 などなど、私はこのような小さな不調が毎月起こっていました。 温活をはじめた当初は、体温が上がり冷やさない対策をすることで、これまで長年悩まさ れていた生理前の不調が改善されるとは思っていませんでしたが、個人差はあるかと思い ますが私は見事にほぼ改善され生きやすくなりました。 PMSを和らげる生理前の温活習慣とは? ✔お腹周りは絶対に冷やさない✔日常の食事は洋食より和食を✔夏は常温、冬は体温より温かい飲み物を✔湯船に浸かる習慣✔甘いものは食後に食べるか、温かい飲み物と一緒に摂る 温活をはじめてから生理前は特にこの5つのことを意識して過ごしています。 【お腹周りを冷やさないとは?】 お腹周りを手で触ってみた際に、冷たく感じる時ってありませんか?その場合、冷えを無視せずに「腹巻き」をしたり、おへその下部分に「ホッカイロ」を貼ったりと、必ずお腹は温かい状態を保つようにしています。 お腹周りは大切な内臓が沢山ある場所でもあるので、冷えていると内臓の働きが悪くもなってしまいます。また体の中心部分をきちんと温めることで、内臓の働きも良くなり体の隅々 まで血流が流れるようになります。 【日常の食事は洋食より和食を】 日本人の体に負担のかかりづらい食事は、やはり和食になります。必要な栄養素が沢山摂れ、温活にも繋がる嬉しい栄養素も多く摂れるので、積極的に和食 を選んで食べています。 和食に比べて洋食というのは、一般的に小麦や油を多く使っていることもあり、消化への 負担も大きく体を冷やす働きをしてしまうこともあるので、たまにの頻度で食べるようにしています。 ですので、日頃からPMSがひどい方であれば和食をおすすめしています。 【夏は常温!冬は体温より温かい飲み物を】 今までも何度かお伝えしていますが、温活をはじめてから飲み物は冷たいものを飲まなくなりました。 お水もお茶も、夏では常温、冬の寒い季節は、体温よりも温かい飲み物を口にしています。 日々何気なく口にしている飲み物だからこそ、まずは温活の第一歩として飲み物の温度を 意識して変えるだけでも、体調の良い変化を感じとれるかと思います。...

温活美容家が実践している!PMSを和らげる生理前の温活習慣【温活美容家 おぬまあすかさん】

2023.02.27

みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです。 私が温活を取り組みはじめてから、一番大きい身体の変化がありました。 それは、生理前に起こっていた多くの身体の不調が無くなったということです。 生理前に起こっていた不調とは? ✔満腹中枢が壊れてしまったかと思うくらいの過度な過食衝動 ✔夕方には脚がパンパンで歩きづらさを感じるほどの過度な全身の浮腫み ✔コントロールできないくらいの眠気 ✔肌荒れと便秘 などなど、私はこのような小さな不調が毎月起こっていました。 温活をはじめた当初は、体温が上がり冷やさない対策をすることで、これまで長年悩まさ れていた生理前の不調が改善されるとは思っていませんでしたが、個人差はあるかと思い ますが私は見事にほぼ改善され生きやすくなりました。 PMSを和らげる生理前の温活習慣とは? ✔お腹周りは絶対に冷やさない✔日常の食事は洋食より和食を✔夏は常温、冬は体温より温かい飲み物を✔湯船に浸かる習慣✔甘いものは食後に食べるか、温かい飲み物と一緒に摂る 温活をはじめてから生理前は特にこの5つのことを意識して過ごしています。 【お腹周りを冷やさないとは?】 お腹周りを手で触ってみた際に、冷たく感じる時ってありませんか?その場合、冷えを無視せずに「腹巻き」をしたり、おへその下部分に「ホッカイロ」を貼ったりと、必ずお腹は温かい状態を保つようにしています。 お腹周りは大切な内臓が沢山ある場所でもあるので、冷えていると内臓の働きが悪くもなってしまいます。また体の中心部分をきちんと温めることで、内臓の働きも良くなり体の隅々 まで血流が流れるようになります。 【日常の食事は洋食より和食を】 日本人の体に負担のかかりづらい食事は、やはり和食になります。必要な栄養素が沢山摂れ、温活にも繋がる嬉しい栄養素も多く摂れるので、積極的に和食 を選んで食べています。 和食に比べて洋食というのは、一般的に小麦や油を多く使っていることもあり、消化への 負担も大きく体を冷やす働きをしてしまうこともあるので、たまにの頻度で食べるようにしています。 ですので、日頃からPMSがひどい方であれば和食をおすすめしています。 【夏は常温!冬は体温より温かい飲み物を】 今までも何度かお伝えしていますが、温活をはじめてから飲み物は冷たいものを飲まなくなりました。 お水もお茶も、夏では常温、冬の寒い季節は、体温よりも温かい飲み物を口にしています。 日々何気なく口にしている飲み物だからこそ、まずは温活の第一歩として飲み物の温度を 意識して変えるだけでも、体調の良い変化を感じとれるかと思います。...

女性ホルモンが少ない人の特徴とは?その原因やバランスを整える方法を解説!

女性ホルモンが少ない人の特徴とは?その原因やバランスを整える方法を解説!

2023.01.18

女性の美と健康に大きくかかわっている女性ホルモン。「なんだか体調がすぐれないな…」と感じるのは女性ホルモンの減少やバランスの乱れが原因かもしれません。この記事では、女性ホルモンが少ない人の特徴や、女性ホルモンのバランスを整える解消法について解説していきます。 女性ホルモンとは 女性ホルモンとは女性の体内で生成されるホルモンのことで、おもに卵巣から分泌されていて、生理や妊娠、出産など女性の一生に深く関係しています。 女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの分泌量は、ティースプーン1杯ほど。このわずかな量の女性ホルモンが、女性の健康と美容に大きくかかわっています。 女性ホルモンは、脳の視床下部から指令を受けて卵巣が分泌します。分泌量のピークは20代後半から30代前半で、それ以降は徐々に低下しはじめ、減少し続けます。 また、月経周期でも女性ホルモンの分泌量が増減するため、女性はホルモン分泌量の変動によって心身にさまざまな影響があります。 女性ホルモンの種類と役割 女性ホルモンには大きく分けて「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つの種類があり、それぞれが担っている役割が異なります。ここではこの2つの女性ホルモンのおもな役割について解説します。 エストロゲン エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれており、その名のとおり卵胞から分泌される女性ホルモンです。 エストロゲンは女性らしい丸みを帯びた体を作るほか、髪や肌にハリと潤いを与えたり、女性の血管や骨を健康に保ったりする役目を担っています。 また、自律神経を調整する作用や、子宮内膜を厚くして卵子が着床しやすくするのもエストロゲンの役目です。 プロゲステロン プロゲステロンは黄体から分泌されているため、黄体ホルモンとも呼ばれています。子宮内膜を整えて精子を着床しやすくしたり、栄養や水分を体内に保ったり乳腺を発達させたりします。 そのほか、プロゲステロンには基礎体温を上昇させる働きもあります。妊娠した場合はプロゲステロンの分泌が続きますが、妊娠しない場合はプロゲステロンの分泌量が徐々に減少し、子宮内膜が剥がれて月経を迎えます。 女性ホルモンが少ないとどんな症状が出るの? 女性ホルモンは月経周期や年齢によって、それぞれがバランスを保つことで女性の体を正常に保つ働きがあります。 しかし、何らかの原因で女性ホルモンの分泌が少なくなると、このバランスが崩れてさまざまな症状があらわれることがあります。ここでは、女性のライフステージごとにおける症状について見ていきましょう。 思春期 女性は思春期に乳腺・乳房の発達や骨盤の発育などが起こり、女性らしい丸みのある体に変化していきます。12歳前後でエストロゲンの分泌が増えることで初潮を迎えますが、ホルモンバランスが不安定になりやすく、生理痛や月経困難症などの月経トラブルやイライラするといった症状があらわれやすくなります。 一般的には20歳前後でホルモンの分泌量が落ち着き始め、このあと迎える性成熟期には安定してホルモンが分泌されるようになります。 性成熟期 性成熟期に入ると、思春期に比べてホルモンの分泌が安定してきます。しかし、オーバーワークや人間関係といったストレス、不規則な生活などによってホルモンバランスが崩れてしまうと、情緒不安定になってイライラしたり、肌の水分量が減ってツヤがなくなったり、抜け毛が増えたり、疲れやすくなったりするなどさまざまな症状があらわれます。 女性ホルモンの分泌のピークは20代後半から30代前半です。30代後半以降になると、女性ホルモンの分泌量は徐々に減少していきます。 更年期 個人差はありますが、およそ40代半ばから50代半ばくらいまで、閉経を挟んだ10年間を更年期と呼んでいます。更年期に入ると女性ホルモンの分泌量は急激に減少し、分泌量にゆらぎが生じるため、更年期を「ゆらぎ世代」と呼ぶこともあります。 更年期では急な発汗やめまい、動悸、イライラといった心身のさまざまな症状があらわれますが、なかには日常生活に支障を来す状態まで悪化することがあります。ただし、ほとんど何も症状があらわれない方もいますので、更年期の症状には個人差が大きいといえるでしょう。 老年期 50代後半からの老年期に入ると、女性ホルモンの分泌量はさらに減少していき、エストロゲンの分泌はほぼなくなります。 女性ホルモンの減少に伴い、男性ホルモンが優位になるため、これまで女性ホルモンに守られていた骨は骨粗しょう症になりやすくなるほか、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった男性がなりやすい疾病にかかりやすくなります。...

女性ホルモンが少ない人の特徴とは?その原因やバランスを整える方法を解説!

2023.01.18

女性の美と健康に大きくかかわっている女性ホルモン。「なんだか体調がすぐれないな…」と感じるのは女性ホルモンの減少やバランスの乱れが原因かもしれません。この記事では、女性ホルモンが少ない人の特徴や、女性ホルモンのバランスを整える解消法について解説していきます。 女性ホルモンとは 女性ホルモンとは女性の体内で生成されるホルモンのことで、おもに卵巣から分泌されていて、生理や妊娠、出産など女性の一生に深く関係しています。 女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの分泌量は、ティースプーン1杯ほど。このわずかな量の女性ホルモンが、女性の健康と美容に大きくかかわっています。 女性ホルモンは、脳の視床下部から指令を受けて卵巣が分泌します。分泌量のピークは20代後半から30代前半で、それ以降は徐々に低下しはじめ、減少し続けます。 また、月経周期でも女性ホルモンの分泌量が増減するため、女性はホルモン分泌量の変動によって心身にさまざまな影響があります。 女性ホルモンの種類と役割 女性ホルモンには大きく分けて「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つの種類があり、それぞれが担っている役割が異なります。ここではこの2つの女性ホルモンのおもな役割について解説します。 エストロゲン エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれており、その名のとおり卵胞から分泌される女性ホルモンです。 エストロゲンは女性らしい丸みを帯びた体を作るほか、髪や肌にハリと潤いを与えたり、女性の血管や骨を健康に保ったりする役目を担っています。 また、自律神経を調整する作用や、子宮内膜を厚くして卵子が着床しやすくするのもエストロゲンの役目です。 プロゲステロン プロゲステロンは黄体から分泌されているため、黄体ホルモンとも呼ばれています。子宮内膜を整えて精子を着床しやすくしたり、栄養や水分を体内に保ったり乳腺を発達させたりします。 そのほか、プロゲステロンには基礎体温を上昇させる働きもあります。妊娠した場合はプロゲステロンの分泌が続きますが、妊娠しない場合はプロゲステロンの分泌量が徐々に減少し、子宮内膜が剥がれて月経を迎えます。 女性ホルモンが少ないとどんな症状が出るの? 女性ホルモンは月経周期や年齢によって、それぞれがバランスを保つことで女性の体を正常に保つ働きがあります。 しかし、何らかの原因で女性ホルモンの分泌が少なくなると、このバランスが崩れてさまざまな症状があらわれることがあります。ここでは、女性のライフステージごとにおける症状について見ていきましょう。 思春期 女性は思春期に乳腺・乳房の発達や骨盤の発育などが起こり、女性らしい丸みのある体に変化していきます。12歳前後でエストロゲンの分泌が増えることで初潮を迎えますが、ホルモンバランスが不安定になりやすく、生理痛や月経困難症などの月経トラブルやイライラするといった症状があらわれやすくなります。 一般的には20歳前後でホルモンの分泌量が落ち着き始め、このあと迎える性成熟期には安定してホルモンが分泌されるようになります。 性成熟期 性成熟期に入ると、思春期に比べてホルモンの分泌が安定してきます。しかし、オーバーワークや人間関係といったストレス、不規則な生活などによってホルモンバランスが崩れてしまうと、情緒不安定になってイライラしたり、肌の水分量が減ってツヤがなくなったり、抜け毛が増えたり、疲れやすくなったりするなどさまざまな症状があらわれます。 女性ホルモンの分泌のピークは20代後半から30代前半です。30代後半以降になると、女性ホルモンの分泌量は徐々に減少していきます。 更年期 個人差はありますが、およそ40代半ばから50代半ばくらいまで、閉経を挟んだ10年間を更年期と呼んでいます。更年期に入ると女性ホルモンの分泌量は急激に減少し、分泌量にゆらぎが生じるため、更年期を「ゆらぎ世代」と呼ぶこともあります。 更年期では急な発汗やめまい、動悸、イライラといった心身のさまざまな症状があらわれますが、なかには日常生活に支障を来す状態まで悪化することがあります。ただし、ほとんど何も症状があらわれない方もいますので、更年期の症状には個人差が大きいといえるでしょう。 老年期 50代後半からの老年期に入ると、女性ホルモンの分泌量はさらに減少していき、エストロゲンの分泌はほぼなくなります。 女性ホルモンの減少に伴い、男性ホルモンが優位になるため、これまで女性ホルモンに守られていた骨は骨粗しょう症になりやすくなるほか、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった男性がなりやすい疾病にかかりやすくなります。...

まずはここから!ファムケアのすすめ

まずはここから!ファムケアのすすめ

2022.12.14

ここ数年でよく耳にするようになった「フェムテック」「フェムケア」。 言葉は知っていても、実際はどんな事を指すのかイマイチピンときていないという方も多いのではないでしょうか?私も少し前まではそうでした。 ですが、そんなフェムテックやフェムケアについて少し知るだけで、毎日の生活がし易く、少し豊かになるかもしれません。 そもそも「フェムテック」「フェムケア」とは そもそも「フェムテック(Femtech)」とは「female」と「technology」を掛け合わせてできた造語です。女性特有のさまざまな問題、例えば、生理、PMS、妊活、生理不順、妊娠出産、産後の悩み、更年期障害、などを現在のテクノロジーで解決していこうというもの。 女性であれば、否が応でも生きていく上で切り離せないことばかりです。 これらをケアしていくこと、それがフェムケアなのです。 気楽に始めてみよう! 「テクノロジー」などと言われると一気に難しく感じて、ふーん...とスルーしてしまいますよね?それは、まさしく一年くらい前までの私でした。 今思えば、そんなに難しい事はなく、なんなら今は楽しいかも!と思いながら取り組む事ができています。 そんな私がなんとなく始めた事は、特に新しく何かが必要なわけでもありませんでした。 そう。最初はただ、スマホに元々入っていたヘルスケアアプリの中に月経周期を記録する欄がある事を見つけただけでした。 毎月、生理が来たら記録をする。そうすると、次の生理日やホルモン状態をを予測してくれるというものです。何かに期待するわけではなく、「本当に当たるの?」という興味本位で記録を始めてみたのです。 なんの気無しに記録を始めてみたのですが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、、、と期間を重ねていけば行くほど時期をピタッと当ててくれるようになり、とても驚きました。 幸い、私は大きく生理日が前後する事はないタイプです。毎月「なんとなく」の感覚で予測していましたが、しっかりとアプリ上でわかるようになり、今までなかなか気がつけなかった体の調子や向き合い方を見つけることができたのです。 目に見えるようになると気持ちが楽になる! 今まで「なんとなく」で生理が来る事を予想していました。しかし、忙しい時期になるとそんな事はすっかり頭から抜け落ち、目の前のことに一生懸命になってしまいます。 うっかりカバンに整理用品を入れ忘れ、慌ててコンビニに駆け込むという事も少なくありませんでした。ですが今はアプリが少し前に通知もしてくれるので、そんなうっかりをする事がなくなったのです!心の準備なしに生理が来るというだけでも気持ちが沈むのに、下着を汚してしまうと尚更気分も沈んでしまいますよね。それが防げるということが、私にはとても助けになりました。 また、生理用品以外の面でも様々な準備ができるようになったのです。 心も体も整えて向き合えるように もう一つ、とても大きな利点がある事に気がつきました。それは、PMSなど体と心の不調にも客観的に、以前よりも落ち着いて対処できているという事でした。 例えば、なんだかとにかくイライラして仕方がない!イライラするから、食べて解消!そして、暴食をした事への罪悪感でさらに落ち込む。酷い肌荒れや便秘になると、その事実だけが気になり、ただでさえイライラしやすいのに余計に機嫌が悪くなり家族にあたってしまい、兎にも角にも悪循環のループに陥ってしまいがち。女性の皆さん!わかりますよね!?ですが、アプリの通知のお陰で今や捉え方が変わりました。 「今、自分がどういったホルモンバランスなのか」アプリで知っているので、イライラしても、暴食しても、自己嫌悪感は以前よりも薄れて優しく受け止めるとことができるようになったのです。何かあってイラついてもお茶を飲んでひと呼吸する。食べ過ぎたら今はしょうがないと心を切り替える。これだけで悪循環のループから抜け出しやすくなり、心が軽くなりました。なんと嬉しい事でしょう。私は自分を許すという事がなかなか難しいタイプの人間ですので、大きな嬉しい変化でした。 無理のない範囲でフェムケアも取り入れて アプリのおかげで客観的に自分の状態を受け入れられるようになり心に余裕ができると、今度は進んでPMSのケアもとてもし易くなりました。ここからは、私が体の調子に合わせて行っている簡単なフェムケアについてお伝えします。 肌のゆらぎは優しくケア 生理前はどうしても肌が敏感になったり、肌荒れを起こしがちです。肌の調子が下がると美容液やパックを足したりする方も多いのではないでしょうか? もちろん、お肌に栄養を与える事はとても大事です。しかし、敏感に傾いているところに刺激を与えると逆効果な場合もあります。生理前は低刺激なシンプルスキンケアをおすすめします。まずは自分の肌状態をしっかり見極めましょう。 そして、摩擦は厳禁。優しいタッチで、しっかりととにかく高保湿を意識してみてください。 私はこの時期だけスキンケアアイテムを低刺激な守りのスキンケアに変え、アイテム数も減らしてています。...

まずはここから!ファムケアのすすめ

2022.12.14

ここ数年でよく耳にするようになった「フェムテック」「フェムケア」。 言葉は知っていても、実際はどんな事を指すのかイマイチピンときていないという方も多いのではないでしょうか?私も少し前まではそうでした。 ですが、そんなフェムテックやフェムケアについて少し知るだけで、毎日の生活がし易く、少し豊かになるかもしれません。 そもそも「フェムテック」「フェムケア」とは そもそも「フェムテック(Femtech)」とは「female」と「technology」を掛け合わせてできた造語です。女性特有のさまざまな問題、例えば、生理、PMS、妊活、生理不順、妊娠出産、産後の悩み、更年期障害、などを現在のテクノロジーで解決していこうというもの。 女性であれば、否が応でも生きていく上で切り離せないことばかりです。 これらをケアしていくこと、それがフェムケアなのです。 気楽に始めてみよう! 「テクノロジー」などと言われると一気に難しく感じて、ふーん...とスルーしてしまいますよね?それは、まさしく一年くらい前までの私でした。 今思えば、そんなに難しい事はなく、なんなら今は楽しいかも!と思いながら取り組む事ができています。 そんな私がなんとなく始めた事は、特に新しく何かが必要なわけでもありませんでした。 そう。最初はただ、スマホに元々入っていたヘルスケアアプリの中に月経周期を記録する欄がある事を見つけただけでした。 毎月、生理が来たら記録をする。そうすると、次の生理日やホルモン状態をを予測してくれるというものです。何かに期待するわけではなく、「本当に当たるの?」という興味本位で記録を始めてみたのです。 なんの気無しに記録を始めてみたのですが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、、、と期間を重ねていけば行くほど時期をピタッと当ててくれるようになり、とても驚きました。 幸い、私は大きく生理日が前後する事はないタイプです。毎月「なんとなく」の感覚で予測していましたが、しっかりとアプリ上でわかるようになり、今までなかなか気がつけなかった体の調子や向き合い方を見つけることができたのです。 目に見えるようになると気持ちが楽になる! 今まで「なんとなく」で生理が来る事を予想していました。しかし、忙しい時期になるとそんな事はすっかり頭から抜け落ち、目の前のことに一生懸命になってしまいます。 うっかりカバンに整理用品を入れ忘れ、慌ててコンビニに駆け込むという事も少なくありませんでした。ですが今はアプリが少し前に通知もしてくれるので、そんなうっかりをする事がなくなったのです!心の準備なしに生理が来るというだけでも気持ちが沈むのに、下着を汚してしまうと尚更気分も沈んでしまいますよね。それが防げるということが、私にはとても助けになりました。 また、生理用品以外の面でも様々な準備ができるようになったのです。 心も体も整えて向き合えるように もう一つ、とても大きな利点がある事に気がつきました。それは、PMSなど体と心の不調にも客観的に、以前よりも落ち着いて対処できているという事でした。 例えば、なんだかとにかくイライラして仕方がない!イライラするから、食べて解消!そして、暴食をした事への罪悪感でさらに落ち込む。酷い肌荒れや便秘になると、その事実だけが気になり、ただでさえイライラしやすいのに余計に機嫌が悪くなり家族にあたってしまい、兎にも角にも悪循環のループに陥ってしまいがち。女性の皆さん!わかりますよね!?ですが、アプリの通知のお陰で今や捉え方が変わりました。 「今、自分がどういったホルモンバランスなのか」アプリで知っているので、イライラしても、暴食しても、自己嫌悪感は以前よりも薄れて優しく受け止めるとことができるようになったのです。何かあってイラついてもお茶を飲んでひと呼吸する。食べ過ぎたら今はしょうがないと心を切り替える。これだけで悪循環のループから抜け出しやすくなり、心が軽くなりました。なんと嬉しい事でしょう。私は自分を許すという事がなかなか難しいタイプの人間ですので、大きな嬉しい変化でした。 無理のない範囲でフェムケアも取り入れて アプリのおかげで客観的に自分の状態を受け入れられるようになり心に余裕ができると、今度は進んでPMSのケアもとてもし易くなりました。ここからは、私が体の調子に合わせて行っている簡単なフェムケアについてお伝えします。 肌のゆらぎは優しくケア 生理前はどうしても肌が敏感になったり、肌荒れを起こしがちです。肌の調子が下がると美容液やパックを足したりする方も多いのではないでしょうか? もちろん、お肌に栄養を与える事はとても大事です。しかし、敏感に傾いているところに刺激を与えると逆効果な場合もあります。生理前は低刺激なシンプルスキンケアをおすすめします。まずは自分の肌状態をしっかり見極めましょう。 そして、摩擦は厳禁。優しいタッチで、しっかりととにかく高保湿を意識してみてください。 私はこの時期だけスキンケアアイテムを低刺激な守りのスキンケアに変え、アイテム数も減らしてています。...

女性にこそすっぽん!30~40代の女性に見逃せない成分や効果を解説

女性にこそすっぽん!30~40代の女性に見逃せない成分や効果を解説

2022.11.28

「元気の源」といわれてきたすっぽん。すっぽんに含まれている豊富な栄養素は、古来より健康を気づかう方々に注目されてきました。 滋養強壮に富む食材としてはもちろん、近年では美肌をつくるエイジングケア食材として、ゆらぎ世代の女性を中心に健康食材としても大変注目されています。 そこで今回は、すっぽんの栄養や効果・効能について詳しく解説していきます。「体調不良が続いて不安…」「以前の元気を取り戻したい!」「すっぽんの効能について知りたい」と思う方はぜひ参考にしてください。 そもそもすっぽんとは? 「一度噛むと雷が鳴っても離さない」と言われるほど狂暴なすっぽん。爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されている亀の一種で、「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」「アジアスッポン」など様々な種類があります。 自然界では、河川や湖沼などの淡水に生息していますが、食用として使われているのは「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」と呼ばれる種類で、日本各地で養殖されています。 すっぽんは亀の仲間ですが、亀とは異なり甲羅は柔らかく、甲羅の外側にある「エンペラ」には、ゼラチン質のコラーゲンが豊富に含まれています。その他、甲羅全体や肉、血に至るまで食することができ、一部の内臓と爪以外はすべて食べられるのが特徴です。 またすっぽんは高級食材としても人気があり、すっぽん鍋やから揚げ、刺身などでおいしくいただくことができます。 すっぽんは見た目がグロテスクなうえ、亀の仲間と聞くと生臭そうなイメージがありますが、味は淡泊で、鶏肉に近い味という方が多いです。食感はプリプリとしており、コラーゲンのような感触です。また、すっぽんから良い出汁が出るため、すっぽん鍋としてよく食されているようです。 女性に嬉しい、すっぽんに含まれる栄養と効果・効能 すっぽんは、若々しい毎日を送りたい方、いつまでもキレイでいたいと願う女性に必要な栄養素を豊富に含みます。ここでは、ゆらぎ世代の女性のために、すっぽんに含まれる栄養素に注目しながら、主な効果や効能についてご紹介していきます。 アミノ酸 すっぽんの甲羅のフチ(エンペラ)はコラーゲンの塊です。すっぽんにはコラーゲンの元となるアミノ酸が豊富に含まれています。 体内では生成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言いますが、すっぽんはこの必須アミノ酸を全て含んでいるほか、体内で生成される非必須アミノ酸まで含むなど、まさにアミノ酸の宝庫です。 すっぽんに含まれるアミノ酸  必須アミノ酸 バリンロイシンイソロイシンスレオニントリプトファンヒスチジンフェニルアラニンメチオニンリジン 非必須アミノ酸 アスパラギン酸グルタミン酸グルタミンアルギニンアラニンシステインアスパラギンチロシンセリンプロリングリシン これら20種類の必須アミノ酸、非必須アミノ酸はタンパク質が分解された最小単位の物質で、腸管から吸収されたあと、血液や筋肉のほか、内臓、脳神経といった体の中のさまざまな部位の材料になったり、酵素やホルモンの材料になったりします。 実は私たちのからだは、この20種類のアミノ酸からできています。すっぽんには体の形成に必要な20種類のアミノ酸すべてを含んでいるため、美容と健康の両面で効果を期待できる食材といえるでしょう。 不飽和脂肪酸 すっぽんは、動物でありながらオレイン酸やリノール酸など、植物性に近い性質の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など、魚と同じ不飽和脂肪酸も含んでいます。 不飽和脂肪酸を摂取すると、以下のような健康に良い効果が得られます。 余分なコレステロールの付着を防ぐ 血圧を下げる 中性脂肪を下げる 悪玉コレステロールを減らす 便秘を解消する 動脈硬化を抑制する...

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2022.11.28

「元気の源」といわれてきたすっぽん。すっぽんに含まれている豊富な栄養素は、古来より健康を気づかう方々に注目されてきました。 滋養強壮に富む食材としてはもちろん、近年では美肌をつくるエイジングケア食材として、ゆらぎ世代の女性を中心に健康食材としても大変注目されています。 そこで今回は、すっぽんの栄養や効果・効能について詳しく解説していきます。「体調不良が続いて不安…」「以前の元気を取り戻したい!」「すっぽんの効能について知りたい」と思う方はぜひ参考にしてください。 そもそもすっぽんとは? 「一度噛むと雷が鳴っても離さない」と言われるほど狂暴なすっぽん。爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されている亀の一種で、「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」「アジアスッポン」など様々な種類があります。 自然界では、河川や湖沼などの淡水に生息していますが、食用として使われているのは「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」と呼ばれる種類で、日本各地で養殖されています。 すっぽんは亀の仲間ですが、亀とは異なり甲羅は柔らかく、甲羅の外側にある「エンペラ」には、ゼラチン質のコラーゲンが豊富に含まれています。その他、甲羅全体や肉、血に至るまで食することができ、一部の内臓と爪以外はすべて食べられるのが特徴です。 またすっぽんは高級食材としても人気があり、すっぽん鍋やから揚げ、刺身などでおいしくいただくことができます。 すっぽんは見た目がグロテスクなうえ、亀の仲間と聞くと生臭そうなイメージがありますが、味は淡泊で、鶏肉に近い味という方が多いです。食感はプリプリとしており、コラーゲンのような感触です。また、すっぽんから良い出汁が出るため、すっぽん鍋としてよく食されているようです。 女性に嬉しい、すっぽんに含まれる栄養と効果・効能 すっぽんは、若々しい毎日を送りたい方、いつまでもキレイでいたいと願う女性に必要な栄養素を豊富に含みます。ここでは、ゆらぎ世代の女性のために、すっぽんに含まれる栄養素に注目しながら、主な効果や効能についてご紹介していきます。 アミノ酸 すっぽんの甲羅のフチ(エンペラ)はコラーゲンの塊です。すっぽんにはコラーゲンの元となるアミノ酸が豊富に含まれています。 体内では生成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言いますが、すっぽんはこの必須アミノ酸を全て含んでいるほか、体内で生成される非必須アミノ酸まで含むなど、まさにアミノ酸の宝庫です。 すっぽんに含まれるアミノ酸  必須アミノ酸 バリンロイシンイソロイシンスレオニントリプトファンヒスチジンフェニルアラニンメチオニンリジン 非必須アミノ酸 アスパラギン酸グルタミン酸グルタミンアルギニンアラニンシステインアスパラギンチロシンセリンプロリングリシン これら20種類の必須アミノ酸、非必須アミノ酸はタンパク質が分解された最小単位の物質で、腸管から吸収されたあと、血液や筋肉のほか、内臓、脳神経といった体の中のさまざまな部位の材料になったり、酵素やホルモンの材料になったりします。 実は私たちのからだは、この20種類のアミノ酸からできています。すっぽんには体の形成に必要な20種類のアミノ酸すべてを含んでいるため、美容と健康の両面で効果を期待できる食材といえるでしょう。 不飽和脂肪酸 すっぽんは、動物でありながらオレイン酸やリノール酸など、植物性に近い性質の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など、魚と同じ不飽和脂肪酸も含んでいます。 不飽和脂肪酸を摂取すると、以下のような健康に良い効果が得られます。 余分なコレステロールの付着を防ぐ 血圧を下げる 中性脂肪を下げる 悪玉コレステロールを減らす 便秘を解消する 動脈硬化を抑制する...