フェムケアマガジンむくみ

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・後編】

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・後編】

2023.07.24

『健康美』を育てる体質別セルフケアについて、後編になります。 前編では、 ⚪︎東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について ⚪︎東洋医学五行の考え方 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別のうち2つのタイプの特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・木タイプ ・火タイプ についてご紹介いたしました。 初めての方はぜひ、前編からご覧ください。 https://femcare-life.com/blogs/femcare/recommended-self-care01 こちらの後編では、 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別のうち3つのタイプの特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・土タイプ ・金タイプ ・水タイプ ⚪︎まとめ  の内容となっております。 東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ 土タイプ <身体の部位にすると「脾」:キーワードは土用、口、肌肉、よだれ、唇、思>*土用とは、諸説ありますが、ここでは夏土用(日本の梅雨や夏の終わり                     の湿度の高い時期、高温多湿な時期) ・食欲がない ・胃がもたれやすい ・胃下垂 ・唇や口の周りがよく荒れる ・お腹が冷えやすい ・疲れると甘いものが欲しくなる ・食べても太れない ・浮腫みやすい ・水分を摂り過ぎると体調が悪くなる ・梅雨や湿度の高い夏に体調が崩れやすい...

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・後編】

2023.07.24

『健康美』を育てる体質別セルフケアについて、後編になります。 前編では、 ⚪︎東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について ⚪︎東洋医学五行の考え方 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別のうち2つのタイプの特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・木タイプ ・火タイプ についてご紹介いたしました。 初めての方はぜひ、前編からご覧ください。 https://femcare-life.com/blogs/femcare/recommended-self-care01 こちらの後編では、 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別のうち3つのタイプの特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・土タイプ ・金タイプ ・水タイプ ⚪︎まとめ  の内容となっております。 東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ 土タイプ <身体の部位にすると「脾」:キーワードは土用、口、肌肉、よだれ、唇、思>*土用とは、諸説ありますが、ここでは夏土用(日本の梅雨や夏の終わり                     の湿度の高い時期、高温多湿な時期) ・食欲がない ・胃がもたれやすい ・胃下垂 ・唇や口の周りがよく荒れる ・お腹が冷えやすい ・疲れると甘いものが欲しくなる ・食べても太れない ・浮腫みやすい ・水分を摂り過ぎると体調が悪くなる ・梅雨や湿度の高い夏に体調が崩れやすい...

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・前編】

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・前編】

2023.07.24

『健康美』を叶える体質別セルフケアについて 『健康美』とは心身ともに健やかであり、それをベースに心身の美しさを備えている状態だと思っています。 今でこそ、『健康』であってこその『美』というのは大前提だと心から思うですが、他人の目を意識し始めた10代からずっと、 『どうやったらあの人みたいに痩せるのか?』 『どうやったらあの人みたいに綺麗になれるのか?』 を考えては、『健康』を無視したダイエット法、話題になった美容法にチャレンジしては思うような成果を得られず、挫折しては次の新しい方法!と、いったことを繰り返していました。 東洋医学を学ぶ中、自分の体質にあったケアが大切だということを理解し、体質改善と、その時々に現れる症状に対してのメンテナンスを取り入れられるようになりました。 同時に、年齢を重ねることで起こる変化に対しても、柔軟にメンテナンス方法を変えながら、対応できるようになって来ました。  今回のコラムでは、そんな私が患者さまの治療をさせていただく上でベースとなっている考え方から、健康美を育てるセルフケアにおすすめの内容をご紹介いたします。 また、よりご自身にあった方法を見つけていただければと思い、5つのタイプに分けてご紹介しております。それぞれのタイプの特徴を載せておりますので、当てはまる項目が多いものからセルフケアに取り入れていただければと思います。 こちらでご紹介している5つのタイプは、様々ある東洋医学の考え方の中の1つです。 皆さまの「健康美」を育てるヒントになれば幸いです。 内容が多い為、前編・後編の2つに分けております。 こちらの前編では、  CONTENTS ⚪︎東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について ⚪︎東洋医学五行の考え方 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・木タイプ ・火タイプ こちらまでの内容となっております。 後編では、 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・土タイプ ・金タイプ ・水タイプ  ⚪︎まとめ(健康美について)  についての内容となります。ぜひ合わせてご覧ください。   東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について...

【女性鍼灸師が解説!体質別、健康美を育てるおすすめのセルフケア・前編】

2023.07.24

『健康美』を叶える体質別セルフケアについて 『健康美』とは心身ともに健やかであり、それをベースに心身の美しさを備えている状態だと思っています。 今でこそ、『健康』であってこその『美』というのは大前提だと心から思うですが、他人の目を意識し始めた10代からずっと、 『どうやったらあの人みたいに痩せるのか?』 『どうやったらあの人みたいに綺麗になれるのか?』 を考えては、『健康』を無視したダイエット法、話題になった美容法にチャレンジしては思うような成果を得られず、挫折しては次の新しい方法!と、いったことを繰り返していました。 東洋医学を学ぶ中、自分の体質にあったケアが大切だということを理解し、体質改善と、その時々に現れる症状に対してのメンテナンスを取り入れられるようになりました。 同時に、年齢を重ねることで起こる変化に対しても、柔軟にメンテナンス方法を変えながら、対応できるようになって来ました。  今回のコラムでは、そんな私が患者さまの治療をさせていただく上でベースとなっている考え方から、健康美を育てるセルフケアにおすすめの内容をご紹介いたします。 また、よりご自身にあった方法を見つけていただければと思い、5つのタイプに分けてご紹介しております。それぞれのタイプの特徴を載せておりますので、当てはまる項目が多いものからセルフケアに取り入れていただければと思います。 こちらでご紹介している5つのタイプは、様々ある東洋医学の考え方の中の1つです。 皆さまの「健康美」を育てるヒントになれば幸いです。 内容が多い為、前編・後編の2つに分けております。 こちらの前編では、  CONTENTS ⚪︎東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について ⚪︎東洋医学五行の考え方 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・木タイプ ・火タイプ こちらまでの内容となっております。 後編では、 ⚪︎東洋医学五行の5つタイプ別の特徴とセルフケアにおすすめのツボ ・土タイプ ・金タイプ ・水タイプ  ⚪︎まとめ(健康美について)  についての内容となります。ぜひ合わせてご覧ください。   東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)について...

身体の巡り、乱れていませんか?

身体の巡り、乱れていませんか?

2023.05.30

気・血・水 なんとなーく感じる身体の不調は実は毒素が溜まってるせいかも…!?心身は「気・血・水」のバランスが大事だと言われています。「気・血・水」の役割は、「気」→生命エネルギー「血」→血液やその働き「水」→血液以外のあらゆる水分を表していて、1つでも不足してしまうとバランスが崩れて身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。バランスが崩れてしまうと身体の巡りが悪くなってしまうので、本来自然に排出されるであろう老廃物がうまく排出されなくなってしまいます。女性に多い、目に見えてとてもわかりやすい不調は冷えやむくみ・便秘・肌荒れなどではないでしょうか。 表面的な事は一時しのぎに過ぎない わたしは20代前半〜すごく肌荒れに悩んだ時期がありました。元々、お肌は強い方で肌荒れとは無縁な程だったのに、いつからかお肌が荒れ放題、治っては出来る、治ったら出来るという肌荒れをずっと繰り返していました。今のように、スマホでなんでも手軽に調べられる…という程スマホも普及していなかったので、情報源は雑誌やテレビ等で、いいと言われるスキンケアは手当り次第に試していました。高いお金を出してデパコスを買った時もあれば、ニキビに効くというスキンケアや、手作りコスメにも手を出した事もありました。シンプルな石鹸洗顔がいいと聞けば試していました。当然の様にエステにも通いましたし、皮膚科にも通いました。ビタミンを摂ると治ると思いビタミン剤もよく摂っていました。すべては肌荒れを治したい一心でとりあえず出来ることはやっていました。 でも正直にお話すると、すべて一時的な改善でしかありませんでした。それもそうです。原因は身体の中にあったんですから。その答えに辿り着くまでとても時間がかかりました。以前、コラムで書かせていただいた痩せているのに痩せたいと思っていた頃の話(出産まで影響があった話)と繋がるのですが、この頃の私は本当に表面的な事しか見えていなかったんです。出産の時にお世話になった助産師さんの言葉で、やっと身体の内側に目を向けるようになりました。 身体の内側から変わろう まず簡単で1番取り入れやすかったのは、お水です。飲み物を水にする事で、明らかに変わったのはお肌でした。あんなに繰り返していた肌荒れが出てこなくなったんです。実はこれは息子でも実践済なんですが、息子もいわゆる思春期ニキビと言われるものに悩まされた時期がありました。今までツルツルのお肌だったのに、赤く顔全体にブツブツと出てくる様になったんです。年齢的なものだしな…と思っていたんですが、息子自身が「水生活をする」と言い出したので、させてみました。言葉通り「飲み物は水以外飲まない」という徹底ぶりで、ジュースや甘いコーヒー等は一切飲みませんでした。顔全体に広がっていた肌荒れは、ひと月経った頃には治まっていました。普段から飲んでいる物で、身体にどれだけ影響があるかよくわかった事柄でした。しかし、ただただ水をがぶ飲みすればいいと言うものではなく、水は摂りすぎてもいけませんし、足りなさ過ぎてもいけません。摂取した水分がうまく排出されなければ、飲めば飲む程余分な水分を溜め込んでしまいそれは水毒となって不調を引き起こしてしまいます。その不調は浮腫みや、重だるさや胃腸系の不調、めまい等を引き起こしたりします。雨の日に体調が悪くなる方は、この溜め込み体質かもしれません。実は、昔のわたしはこの体質でした。雨が降ると、内耳が浮腫みメニエール病の症状が出てめまいで動けなくなる、肌荒れ、胃腸系の不調(年中)とコンプリートです。自分の体質がどんな体質かを十分に知っておく事も大事です。 水分補給をしっかりと 人間の身体は、普通に生活を送っているだけでも1日に約2.5mLの水分を排出していると言われています。なので、同等量の水分補給が必要になります。しかし、食事からも水分は補給されますので飲料としての水は1.2〜1.3L程度飲む事が良いとされています。スポーツをされる方や、屋外の暑い所で仕事をされる方は汗をかく量も多いので、もう少し飲んだ方がいいです。喉が渇いてから一度に大量の水を飲むのではなく、1日を通して、身体が乾きを感じる前にコップ1杯程度の水をこまめに飲むのが最適です。水を適切に飲む事のメリットとしては♦むくみ解消♦便秘解消♦美肌♦体温調節(体温を適切に保つ・冷え性改善)等があります。身体に充分な水分が行き渡る事によって、血液の流れがスムーズになり、老廃物を排出しやすくなる他、末端まで酸素や栄養が運ばれる、代謝があがる等身体にとてもいい変化が出てきます。水分補給なら何を飲んでも言いという訳ではなく、アルコールやカフェインの入ったお茶やコーヒーは利尿作用が強いので向きませんし、糖分の多いジュース等も病気等のリスクもあがってしまうので、水分補給としてはオススメ出来ません。水分補給は水がいいです。そして冷やさない様に、常温で飲みましょう。水以外の飲み物は、楽しみとして適量飲む程度にしましょう。 水分を摂ると浮腫む…は間違い たまに「水分を摂ると浮腫むから控える」という方も居ますが、身体の水分が必要以上に足りていない事で、身体は水分を溜め込もうと悪循環になり、余計に浮腫む体質になっていってしまいます。大事なのは「巡りをよくする」です。摂取した水分をしっかり排出して、排出した分をしっかり補給。これがスムーズにいく事が理想的です。身体が、「溜め込まなくても水分はちゃんと入ってくるよ〜」っとわかれば溜め込まなくなります。その為には、ウォーキングやストレッチ等をし筋肉を動かして、摂取した水分を全身に届けてあげる事です。身体を温めて、血行を良くする入浴も効果的です。 食材が持つ力を借りよう 食事は、体温をあげる・代謝をあげる・血液をサラサラにする等と巡りの良い身体をつくる効果的な食材をバランス良く摂るといいです。玉ねぎ・青魚・ささみ・生姜・納豆・豆類等取り入れやすい身近な食材を積極的に使っていきたいですね。わたしが実際取り入れていたオススメ食材は、水分代謝を良くして、老廃物を排出するハトムギです。漢方でもヨクイニンと言って、顔の出来物等に効果があるとされているハトムギ。なかなか食べるのは取り入れにくいかもしれませんが、ハトムギ茶のような飲料としてなら取り入れやすいと思います。このように食材の特性を調べながら、ストレスにならない取り入れやすい方法を探してみるのも楽しいと思います。身体の不調が1つでも改善されてくると、他の不調も改善されていたりします。それを体感した時、身体のバランスというものがすごく大事なんだなと実感します。皆さんも自分にあった取り入れやすい方法で、身体のバランスを整えてみてください。 AUTHOR 雅 미야비 (みやび) PROFILE 美容系インフルエンサー 1男3女の4児の母。 幼少の頃から美容が大好きで、手作りコスメ〜デパコスまで興味の湧いたものはなんでもトライ。 繰り返す肌荒れに悩んでいた時に、根本から改善しようとインナービューティーに目覚める。 「歳を重ねる毎にキレイに」をモットーに、韓国スキンケアを中心にInstagramで美容情報を発信中。 MORE INFO Instagram

身体の巡り、乱れていませんか?

2023.05.30

気・血・水 なんとなーく感じる身体の不調は実は毒素が溜まってるせいかも…!?心身は「気・血・水」のバランスが大事だと言われています。「気・血・水」の役割は、「気」→生命エネルギー「血」→血液やその働き「水」→血液以外のあらゆる水分を表していて、1つでも不足してしまうとバランスが崩れて身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。バランスが崩れてしまうと身体の巡りが悪くなってしまうので、本来自然に排出されるであろう老廃物がうまく排出されなくなってしまいます。女性に多い、目に見えてとてもわかりやすい不調は冷えやむくみ・便秘・肌荒れなどではないでしょうか。 表面的な事は一時しのぎに過ぎない わたしは20代前半〜すごく肌荒れに悩んだ時期がありました。元々、お肌は強い方で肌荒れとは無縁な程だったのに、いつからかお肌が荒れ放題、治っては出来る、治ったら出来るという肌荒れをずっと繰り返していました。今のように、スマホでなんでも手軽に調べられる…という程スマホも普及していなかったので、情報源は雑誌やテレビ等で、いいと言われるスキンケアは手当り次第に試していました。高いお金を出してデパコスを買った時もあれば、ニキビに効くというスキンケアや、手作りコスメにも手を出した事もありました。シンプルな石鹸洗顔がいいと聞けば試していました。当然の様にエステにも通いましたし、皮膚科にも通いました。ビタミンを摂ると治ると思いビタミン剤もよく摂っていました。すべては肌荒れを治したい一心でとりあえず出来ることはやっていました。 でも正直にお話すると、すべて一時的な改善でしかありませんでした。それもそうです。原因は身体の中にあったんですから。その答えに辿り着くまでとても時間がかかりました。以前、コラムで書かせていただいた痩せているのに痩せたいと思っていた頃の話(出産まで影響があった話)と繋がるのですが、この頃の私は本当に表面的な事しか見えていなかったんです。出産の時にお世話になった助産師さんの言葉で、やっと身体の内側に目を向けるようになりました。 身体の内側から変わろう まず簡単で1番取り入れやすかったのは、お水です。飲み物を水にする事で、明らかに変わったのはお肌でした。あんなに繰り返していた肌荒れが出てこなくなったんです。実はこれは息子でも実践済なんですが、息子もいわゆる思春期ニキビと言われるものに悩まされた時期がありました。今までツルツルのお肌だったのに、赤く顔全体にブツブツと出てくる様になったんです。年齢的なものだしな…と思っていたんですが、息子自身が「水生活をする」と言い出したので、させてみました。言葉通り「飲み物は水以外飲まない」という徹底ぶりで、ジュースや甘いコーヒー等は一切飲みませんでした。顔全体に広がっていた肌荒れは、ひと月経った頃には治まっていました。普段から飲んでいる物で、身体にどれだけ影響があるかよくわかった事柄でした。しかし、ただただ水をがぶ飲みすればいいと言うものではなく、水は摂りすぎてもいけませんし、足りなさ過ぎてもいけません。摂取した水分がうまく排出されなければ、飲めば飲む程余分な水分を溜め込んでしまいそれは水毒となって不調を引き起こしてしまいます。その不調は浮腫みや、重だるさや胃腸系の不調、めまい等を引き起こしたりします。雨の日に体調が悪くなる方は、この溜め込み体質かもしれません。実は、昔のわたしはこの体質でした。雨が降ると、内耳が浮腫みメニエール病の症状が出てめまいで動けなくなる、肌荒れ、胃腸系の不調(年中)とコンプリートです。自分の体質がどんな体質かを十分に知っておく事も大事です。 水分補給をしっかりと 人間の身体は、普通に生活を送っているだけでも1日に約2.5mLの水分を排出していると言われています。なので、同等量の水分補給が必要になります。しかし、食事からも水分は補給されますので飲料としての水は1.2〜1.3L程度飲む事が良いとされています。スポーツをされる方や、屋外の暑い所で仕事をされる方は汗をかく量も多いので、もう少し飲んだ方がいいです。喉が渇いてから一度に大量の水を飲むのではなく、1日を通して、身体が乾きを感じる前にコップ1杯程度の水をこまめに飲むのが最適です。水を適切に飲む事のメリットとしては♦むくみ解消♦便秘解消♦美肌♦体温調節(体温を適切に保つ・冷え性改善)等があります。身体に充分な水分が行き渡る事によって、血液の流れがスムーズになり、老廃物を排出しやすくなる他、末端まで酸素や栄養が運ばれる、代謝があがる等身体にとてもいい変化が出てきます。水分補給なら何を飲んでも言いという訳ではなく、アルコールやカフェインの入ったお茶やコーヒーは利尿作用が強いので向きませんし、糖分の多いジュース等も病気等のリスクもあがってしまうので、水分補給としてはオススメ出来ません。水分補給は水がいいです。そして冷やさない様に、常温で飲みましょう。水以外の飲み物は、楽しみとして適量飲む程度にしましょう。 水分を摂ると浮腫む…は間違い たまに「水分を摂ると浮腫むから控える」という方も居ますが、身体の水分が必要以上に足りていない事で、身体は水分を溜め込もうと悪循環になり、余計に浮腫む体質になっていってしまいます。大事なのは「巡りをよくする」です。摂取した水分をしっかり排出して、排出した分をしっかり補給。これがスムーズにいく事が理想的です。身体が、「溜め込まなくても水分はちゃんと入ってくるよ〜」っとわかれば溜め込まなくなります。その為には、ウォーキングやストレッチ等をし筋肉を動かして、摂取した水分を全身に届けてあげる事です。身体を温めて、血行を良くする入浴も効果的です。 食材が持つ力を借りよう 食事は、体温をあげる・代謝をあげる・血液をサラサラにする等と巡りの良い身体をつくる効果的な食材をバランス良く摂るといいです。玉ねぎ・青魚・ささみ・生姜・納豆・豆類等取り入れやすい身近な食材を積極的に使っていきたいですね。わたしが実際取り入れていたオススメ食材は、水分代謝を良くして、老廃物を排出するハトムギです。漢方でもヨクイニンと言って、顔の出来物等に効果があるとされているハトムギ。なかなか食べるのは取り入れにくいかもしれませんが、ハトムギ茶のような飲料としてなら取り入れやすいと思います。このように食材の特性を調べながら、ストレスにならない取り入れやすい方法を探してみるのも楽しいと思います。身体の不調が1つでも改善されてくると、他の不調も改善されていたりします。それを体感した時、身体のバランスというものがすごく大事なんだなと実感します。皆さんも自分にあった取り入れやすい方法で、身体のバランスを整えてみてください。 AUTHOR 雅 미야비 (みやび) PROFILE 美容系インフルエンサー 1男3女の4児の母。 幼少の頃から美容が大好きで、手作りコスメ〜デパコスまで興味の湧いたものはなんでもトライ。 繰り返す肌荒れに悩んでいた時に、根本から改善しようとインナービューティーに目覚める。 「歳を重ねる毎にキレイに」をモットーに、韓国スキンケアを中心にInstagramで美容情報を発信中。 MORE INFO Instagram

リバウンド知らず!健康的に痩せる為の生理期間中の過ごし方の重要性【温活美容家 おぬまあすかさん】

リバウンド知らず!健康的に痩せる為の生理期間中の過ごし方の重要性【温活美容家 おぬまあすかさん】

2023.03.23

みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです。今回お話しさせて頂くのは、私が温活をはじめてから1年半ほどかけて20キロ近く減量 した【温活ダイエット】の経験談のお話をご紹介させていただきます。 ダイエットについてのお話何ですが、働く女性が増えてる現代なので、生理痛がひどくて お悩みの方や、冷え性がお悩みの方もぜひご参考になさってみてくださいね。 ちなみに1年半ほどかけて20キロ近く痩せた今では、数キロの誤差はありますがほぼリ バウンドなしです! 【健康的に痩せる為に生理期間中の過ごし方は重要!】 太っていた頃の私は、以前にも何回かお伝えしていますが生理期間中がとにかく悩みだらけでした。 ▶︎異常な冷え!▶︎過度な過食!▶︎甘いものが止められない!▶︎異常な眠気!▶︎異常なむくみ!などなど、毎月来る生理が苦痛で苦痛でしかたなかったです。 この頃の私は、欲望に任せて、甘いものが食べたければ食べるし、脂っこいお肉が食べた ければ食べるし“生理中だからまっいいか…”なんて、生理を言い訳に食べたい放題でした。 【生理期間は体温も下がり大切なデトックス期間】 過去の私は食事制限ダイエットや、単品ダイエットなど、短期間で痩せる体重の数字にし か意識していない、体のことなんてこれっぽちも考えないダイエットを繰り返してきました。 その結果、短期間で痩せた体は簡単にリバウンドして痩せづらく、基礎体温が低い体となってしまいました。 この経験や沢山の学びや実践を経て、健康的に痩せる為には 生理期間の過ごし方はとても重要だということにも気づきました。 例えば、生理期間中は体温が下がりますが、そこに加えて食事制限ダイエットや体を冷や す食べ物を過度に食べていれば、 ✔生理通を悪化させる ✔生理期間がダラダラと伸びる✔過度な睡魔に襲われる✔過度な過食衝動になる ↑これらなどを招きます。 【生理期間中に特に避けたい食べ物】 生理中の体温が低く体の巡りが悪い時に特に避けていただきたい食べ物があります。 ✔食品添加物の多いもの✔精製された白砂糖✔小麦を含む食品やお菓子✔菓子パン✔コーヒーやカフェイン系のもの✔甘いチョコレート✔ナス科の野菜✔お豆腐や豆乳などの未発酵大豆食品✔脂身の多い動物性食品 ↑これらは特に体や子宮を冷やしてしまい、血液循環も悪くしやすい為、過食衝動や生理痛を悪化させやすいと言われています。 ですので、私は生理期間中は特に摂取量に気をつけて避けるようにしています。 なのでこれらの摂取量を意識しただけでも、体が冷えづらくなり生理前や生理期間中の昔の自分の悩みが嘘かのようになりました。生理中はできるだけ心も体もリラックスして過ごし、体を冷やさないように意識して過ご しましょう。 生理期間中に体を温める意識をするだけで、生理後の痩せやすい時期に代謝アップでき、よりスムーズに痩せれるので効率良く健康なダイエットに繋がります。...

リバウンド知らず!健康的に痩せる為の生理期間中の過ごし方の重要性【温活美容家 おぬまあすかさん】

2023.03.23

みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです。今回お話しさせて頂くのは、私が温活をはじめてから1年半ほどかけて20キロ近く減量 した【温活ダイエット】の経験談のお話をご紹介させていただきます。 ダイエットについてのお話何ですが、働く女性が増えてる現代なので、生理痛がひどくて お悩みの方や、冷え性がお悩みの方もぜひご参考になさってみてくださいね。 ちなみに1年半ほどかけて20キロ近く痩せた今では、数キロの誤差はありますがほぼリ バウンドなしです! 【健康的に痩せる為に生理期間中の過ごし方は重要!】 太っていた頃の私は、以前にも何回かお伝えしていますが生理期間中がとにかく悩みだらけでした。 ▶︎異常な冷え!▶︎過度な過食!▶︎甘いものが止められない!▶︎異常な眠気!▶︎異常なむくみ!などなど、毎月来る生理が苦痛で苦痛でしかたなかったです。 この頃の私は、欲望に任せて、甘いものが食べたければ食べるし、脂っこいお肉が食べた ければ食べるし“生理中だからまっいいか…”なんて、生理を言い訳に食べたい放題でした。 【生理期間は体温も下がり大切なデトックス期間】 過去の私は食事制限ダイエットや、単品ダイエットなど、短期間で痩せる体重の数字にし か意識していない、体のことなんてこれっぽちも考えないダイエットを繰り返してきました。 その結果、短期間で痩せた体は簡単にリバウンドして痩せづらく、基礎体温が低い体となってしまいました。 この経験や沢山の学びや実践を経て、健康的に痩せる為には 生理期間の過ごし方はとても重要だということにも気づきました。 例えば、生理期間中は体温が下がりますが、そこに加えて食事制限ダイエットや体を冷や す食べ物を過度に食べていれば、 ✔生理通を悪化させる ✔生理期間がダラダラと伸びる✔過度な睡魔に襲われる✔過度な過食衝動になる ↑これらなどを招きます。 【生理期間中に特に避けたい食べ物】 生理中の体温が低く体の巡りが悪い時に特に避けていただきたい食べ物があります。 ✔食品添加物の多いもの✔精製された白砂糖✔小麦を含む食品やお菓子✔菓子パン✔コーヒーやカフェイン系のもの✔甘いチョコレート✔ナス科の野菜✔お豆腐や豆乳などの未発酵大豆食品✔脂身の多い動物性食品 ↑これらは特に体や子宮を冷やしてしまい、血液循環も悪くしやすい為、過食衝動や生理痛を悪化させやすいと言われています。 ですので、私は生理期間中は特に摂取量に気をつけて避けるようにしています。 なのでこれらの摂取量を意識しただけでも、体が冷えづらくなり生理前や生理期間中の昔の自分の悩みが嘘かのようになりました。生理中はできるだけ心も体もリラックスして過ごし、体を冷やさないように意識して過ご しましょう。 生理期間中に体を温める意識をするだけで、生理後の痩せやすい時期に代謝アップでき、よりスムーズに痩せれるので効率良く健康なダイエットに繋がります。...

【女性鍼灸師が解説!】身体のむくみ(特に脚のむくみ)が気になったときにお勧めのツボ

【女性鍼灸師が解説!】身体のむくみ(特に脚のむくみ)が気になったときにお勧めのツボ

2023.02.14

寒い日が続きますね。外気温が低く、冷えを感じた日ほど、浮腫みが辛く感じる事はありませんか?あなたのその辛〜い浮腫み。原因の一つは、”冷え”が関係しているかもしれません。 <身体が浮腫んでしまう原因> ヒト(成人)の身体のおよそ60%は水分なのですが、そのうち、40%が細胞の内にあり、残りの20%は細胞の外にあります。この、細胞の外にある20%の水分が浮腫みに深く関わってくると言われています。 【細胞の外にある水分とは】 血液や、細胞と細胞の間にある水(リンパ液などの体液)のことです。身体が健康な状態であれば、この細胞の外にある水分(血液やリンパ液)は、血管やリンパ管を通り、全身を巡りながら細胞に栄養を届け、老廃物を回収する等しながら、最後には大静脈という大きな血管に流れ込みます。ところが、冷えや運動不足などで血液の巡りが滞ってくると、この水分の巡りにも影響が出てしまうことがあります。細胞の間に水分が必要以上に残ってしまい、皮膚の下に余分な水分が溜まってしまう状態、つまり浮腫みにつながってしまうのです。特に、心臓よりも下にある脚は重力の影響で血液が心臓に戻りにくいこともあり、浮腫みやすい部分でもあるのですが、そこに冷えが加わるとさらに浮腫みやすい状態になってしまうのです。ここでは、冷えや血液の巡りを改善し、身体の浮腫み、特に脚の浮腫みが辛い時におすすめのツボをご紹介します。それぞれのツボの効果で女性に嬉しいポイント(フェムケアポイント)も合わせてご紹介しますので、最後までご覧くださいね!(妊娠中や体調に不安のある方はかかりつけのお医者様とご相談されてから取り入れてくださいね) 身体の浮腫み(特に脚のむくみ)が気になる時におすすめのツボ 然谷(ねんこく) 然谷(ねんこく)は東洋医学で水分代謝に欠かせない腎機能を高める、また、足の冷えにも効果的と言われています。ツボの位置:足の内側、内くるぶしから指先に向かって斜め下あたりに触れる骨の下で、足と足裏の皮膚の色が変わる境目あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。あぐらをかいて座ると探しやすいです。親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。(この時、人差し指、中指、薬指、小指の四本指で足の甲を支えるように添えるとツボを刺激する親指が安定しやすいです。)力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や妊活を意識した時、また、尿もれが気になる時にもおすすめです。 水泉(すいせん) 水泉(すいせん)は、東洋医学で水分代謝にかかせない腎機能を高め、血液の流れを良くして、月経を整えてくれるとも言われています。ツボの位置:カカトの内側にあるツボです。内くるぶしの骨の一番出っぱっているところとアキレス腱の間を目印に、そこから親指の横幅一本分下あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。あぐらをかいて座ると探しやすいです。手のひらでカカトを包むように足を持ち、親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や月経痛が辛い時にもおすすめです。(カカトは、子宮や卵巣を抱える骨盤の反射区でもあります。ボディクリームなどを使って、ツボのあたりを中心にカカト全体をほぐすのもおすすめです。) 蠡溝(れいこう) 蠡溝(れいこう)は、東洋医学で大切な『気』の巡りを改善し、月経を調整し、身体の余分な水分を出すと言われています。(東洋医学の『気』については、『温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜をご覧くださいね)ツボの位置:スネの骨の前内側に(スネの骨の上)あり、内くるぶしと、膝の骨を結ぶ線上で、内くるぶしから1/3上がった高さあたりにあります。(不調がある場合はツボのあたりが、少し凹んでいたり、逆に少し腫れていることもあります)ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。人差し指、もしくは中指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不調やおりもの、デリケートゾーンのかゆみにも効果があると言われています。 陰陵泉(いんりょうせん) 陰陵泉(いんりょうせん)は、脚の浮腫みと言えばこのココ!と言われるツボです。身体の水分代謝を調整してくれると言われています。ツボの位置:膝の内側にあります。内くるぶしから、指で膝に向かってスネの骨際をなぞり、膝の下あたりで指が止まるところあたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。 人差し指もしくは、中指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら、膝のお皿の方に向かって5秒程度かけ、ゆっくり押しながら刺激します。(浮腫みがヒドい場合など、痛みを強く感じることがあるので、特にゆっくりを意識して刺激してください)力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返します。フェムケアポイント:ホルモンバランスを整えてくれるツボとも言われています。また、特に冷えによる生理痛にも効果があると言われ、セルフ灸もおすすめです。 委陽(いよう) 委陽(いよう)は東洋医学で大切な『気』の巡りを改善し、体内の水分の排出を改善すると言われています。(東洋医学の『気』については、『温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜をご覧くださいね)ツボの位置:膝裏にあるツボです。膝を折り曲げた時にできる横線の上にあり、外側にある腱の内側あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。人差し指、もしくは中指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくりツボにあてた指で膝を持ち上げるように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:下腹部がはって苦しい時や腰が辛い時にもおすすめです。 血海(けっかい) 血海(けっかい)は、血の海とのツボの名前が表すように、血液の巡りに関係の深いツボです。血流を改善し浮腫み解消に繋げてくれます。ツボの位置:膝のお皿の上、内側の角から、人差し指、中指、薬指の三本指を並べて太ももの方に上ったところあたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や生理痛、骨盤、下腹部周りの冷え、更年期による身体の不調が気になる時にもオススメです。 まとめ 身体の浮腫み(特に脚の浮腫み)が気になった時におすすめのツボをご紹介しました。必ず全てのツボのケアを毎日行う必要はありません。1日1箇所でも、簡単に行えるところからはじめてみてくださいね。また、バナナやアボカド、ほうれん草などカリウムの多い食品を摂取して、ナトリウムの排出を促すなど、日常の食生活でもちょっとした工夫で浮腫み予防にもなります。(腎臓に注意が必要な方、健康に不安のある方はかかりつけのお医者様にご相談されてくださいね)私も続けていますが、あすか温活内服液に配合されている奈良県産の大和当帰(ヤマト当帰)は、血行を良くして体を温めてくれます。辛くなりすぎる前に、身体の内側と外側の両方から、セルフケアしていきましょう。 AUTHOR 文香(あやか) PROFILE 【鍼灸サロンオーナー】大学卒業後、一般企業に勤務した後、エステティシャンに。 その後、現新宿医療専門学校にて学び、はり師・きゅう師に。 卒業後は、都内近郊の鍼灸院、サロンにて勤務。 著名人・芸能関係者の施術も担当。 現在は3人の男の子を育てながら、東京都文京区にて完全紹介制のプライベート鍼灸サロンを開業。 趣味は美容。 MORE...

【女性鍼灸師が解説!】身体のむくみ(特に脚のむくみ)が気になったときにお勧めのツボ

2023.02.14

寒い日が続きますね。外気温が低く、冷えを感じた日ほど、浮腫みが辛く感じる事はありませんか?あなたのその辛〜い浮腫み。原因の一つは、”冷え”が関係しているかもしれません。 <身体が浮腫んでしまう原因> ヒト(成人)の身体のおよそ60%は水分なのですが、そのうち、40%が細胞の内にあり、残りの20%は細胞の外にあります。この、細胞の外にある20%の水分が浮腫みに深く関わってくると言われています。 【細胞の外にある水分とは】 血液や、細胞と細胞の間にある水(リンパ液などの体液)のことです。身体が健康な状態であれば、この細胞の外にある水分(血液やリンパ液)は、血管やリンパ管を通り、全身を巡りながら細胞に栄養を届け、老廃物を回収する等しながら、最後には大静脈という大きな血管に流れ込みます。ところが、冷えや運動不足などで血液の巡りが滞ってくると、この水分の巡りにも影響が出てしまうことがあります。細胞の間に水分が必要以上に残ってしまい、皮膚の下に余分な水分が溜まってしまう状態、つまり浮腫みにつながってしまうのです。特に、心臓よりも下にある脚は重力の影響で血液が心臓に戻りにくいこともあり、浮腫みやすい部分でもあるのですが、そこに冷えが加わるとさらに浮腫みやすい状態になってしまうのです。ここでは、冷えや血液の巡りを改善し、身体の浮腫み、特に脚の浮腫みが辛い時におすすめのツボをご紹介します。それぞれのツボの効果で女性に嬉しいポイント(フェムケアポイント)も合わせてご紹介しますので、最後までご覧くださいね!(妊娠中や体調に不安のある方はかかりつけのお医者様とご相談されてから取り入れてくださいね) 身体の浮腫み(特に脚のむくみ)が気になる時におすすめのツボ 然谷(ねんこく) 然谷(ねんこく)は東洋医学で水分代謝に欠かせない腎機能を高める、また、足の冷えにも効果的と言われています。ツボの位置:足の内側、内くるぶしから指先に向かって斜め下あたりに触れる骨の下で、足と足裏の皮膚の色が変わる境目あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。あぐらをかいて座ると探しやすいです。親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。(この時、人差し指、中指、薬指、小指の四本指で足の甲を支えるように添えるとツボを刺激する親指が安定しやすいです。)力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や妊活を意識した時、また、尿もれが気になる時にもおすすめです。 水泉(すいせん) 水泉(すいせん)は、東洋医学で水分代謝にかかせない腎機能を高め、血液の流れを良くして、月経を整えてくれるとも言われています。ツボの位置:カカトの内側にあるツボです。内くるぶしの骨の一番出っぱっているところとアキレス腱の間を目印に、そこから親指の横幅一本分下あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。あぐらをかいて座ると探しやすいです。手のひらでカカトを包むように足を持ち、親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や月経痛が辛い時にもおすすめです。(カカトは、子宮や卵巣を抱える骨盤の反射区でもあります。ボディクリームなどを使って、ツボのあたりを中心にカカト全体をほぐすのもおすすめです。) 蠡溝(れいこう) 蠡溝(れいこう)は、東洋医学で大切な『気』の巡りを改善し、月経を調整し、身体の余分な水分を出すと言われています。(東洋医学の『気』については、『温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜をご覧くださいね)ツボの位置:スネの骨の前内側に(スネの骨の上)あり、内くるぶしと、膝の骨を結ぶ線上で、内くるぶしから1/3上がった高さあたりにあります。(不調がある場合はツボのあたりが、少し凹んでいたり、逆に少し腫れていることもあります)ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。人差し指、もしくは中指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不調やおりもの、デリケートゾーンのかゆみにも効果があると言われています。 陰陵泉(いんりょうせん) 陰陵泉(いんりょうせん)は、脚の浮腫みと言えばこのココ!と言われるツボです。身体の水分代謝を調整してくれると言われています。ツボの位置:膝の内側にあります。内くるぶしから、指で膝に向かってスネの骨際をなぞり、膝の下あたりで指が止まるところあたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と反対側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。 人差し指もしくは、中指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら、膝のお皿の方に向かって5秒程度かけ、ゆっくり押しながら刺激します。(浮腫みがヒドい場合など、痛みを強く感じることがあるので、特にゆっくりを意識して刺激してください)力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返します。フェムケアポイント:ホルモンバランスを整えてくれるツボとも言われています。また、特に冷えによる生理痛にも効果があると言われ、セルフ灸もおすすめです。 委陽(いよう) 委陽(いよう)は東洋医学で大切な『気』の巡りを改善し、体内の水分の排出を改善すると言われています。(東洋医学の『気』については、『温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜をご覧くださいね)ツボの位置:膝裏にあるツボです。膝を折り曲げた時にできる横線の上にあり、外側にある腱の内側あたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。体育座りのように膝を軽く曲げて座るとツボを探しやすいです。人差し指、もしくは中指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくりツボにあてた指で膝を持ち上げるように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:下腹部がはって苦しい時や腰が辛い時にもおすすめです。 血海(けっかい) 血海(けっかい)は、血の海とのツボの名前が表すように、血液の巡りに関係の深いツボです。血流を改善し浮腫み解消に繋げてくれます。ツボの位置:膝のお皿の上、内側の角から、人差し指、中指、薬指の三本指を並べて太ももの方に上ったところあたりになります。ツボ刺激の方法:ツボを刺激したい足と同じ側の手を使います。親指の指の腹をツボにあて、息を吐きながら3〜5秒程度かけ、ゆっくり押すように刺激します。力加減は、イタ気持ち良いが目安です。3〜5回程度繰り返し行います。フェムケアポイント:月経不順や生理痛、骨盤、下腹部周りの冷え、更年期による身体の不調が気になる時にもオススメです。 まとめ 身体の浮腫み(特に脚の浮腫み)が気になった時におすすめのツボをご紹介しました。必ず全てのツボのケアを毎日行う必要はありません。1日1箇所でも、簡単に行えるところからはじめてみてくださいね。また、バナナやアボカド、ほうれん草などカリウムの多い食品を摂取して、ナトリウムの排出を促すなど、日常の食生活でもちょっとした工夫で浮腫み予防にもなります。(腎臓に注意が必要な方、健康に不安のある方はかかりつけのお医者様にご相談されてくださいね)私も続けていますが、あすか温活内服液に配合されている奈良県産の大和当帰(ヤマト当帰)は、血行を良くして体を温めてくれます。辛くなりすぎる前に、身体の内側と外側の両方から、セルフケアしていきましょう。 AUTHOR 文香(あやか) PROFILE 【鍼灸サロンオーナー】大学卒業後、一般企業に勤務した後、エステティシャンに。 その後、現新宿医療専門学校にて学び、はり師・きゅう師に。 卒業後は、都内近郊の鍼灸院、サロンにて勤務。 著名人・芸能関係者の施術も担当。 現在は3人の男の子を育てながら、東京都文京区にて完全紹介制のプライベート鍼灸サロンを開業。 趣味は美容。 MORE...

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

2023.01.18

ふと、鏡を見た時に、”今日浮腫んでるかも...”大人女子のお悩みとして、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。 今回はお顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボと、お顔の浮腫みに深く関わりのある肩こりにオススメのツボをご紹介していきます。 お身体にお怪我や不調がある場合には無理はされず、気になる症状のある方は早めにかかりつけの病院を受診されてくださいね。 お顔の浮腫みと肩こりの関係 おすすめのツボのご紹介の前に、お顔の浮腫みと肩こりの関係について簡単にご紹介します。 肩こり、首こり...お悩みでない方を探す方が大変なぐらい、お悩みの方が多い症状ではないでしょうか? 寒くなると無意識のうちに肩に力が入ってしまい、肩のこりを招いてしまうことも。 私たちの身体の中を流れる血液は、およそ1分間で身体中を巡ります。 血液は全身を巡りながら、老廃物を体外に排出したり、酸素などの栄養素を身体中に届ける働きをしているのですが、PCやスマホ作業などでの姿勢を保つために、首から肩にかけて筋肉が緊張することや、寒さ、慢性的な運動不足などで血流に影響が出ることにより、肩周りに重く感じるのが肩こりと言われています。 肩が凝ってしまうと、頭・お顔から身体に戻る血液の流れにも影響してしまい、お顔の浮腫みに繋がってしまいます。 肩周りのコリが原因でお顔に影響が出ている方も少なくなく、お顔に触らなくても、肩のこりをケアすることでお顔がスッキリされる方も多くいらっしゃいます。 それでは、肩こりにおすすめのツボをご紹介します。 肩こりにおすすめのツボ 外関(がいかん) 外関(がいかん)は肩こり以外にも、頭痛や目の不調が気になる時にもおすすめです。 手首を手の甲側に曲げた時に手首にできる線の真ん中から、指三本(人差し指、中指、薬指)分、肘の方側あたりになります。 片側ずつ行います。 手を親指が上になる様に垂直にし、反対側の手の人差し指の腹をツボの位置に置き、親指と挟む様に支えます。 イタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら人差し指の指の腹で3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 肩井(けんせい) 肩井(けんせい)は、肩こりの他、頭痛・眼精疲労にも効果があると言われています。 肩の先の骨と首を前に倒した時に首の後ろで一番出っぱっている骨とを結ぶ線の真ん中あたりになります。 反対側の手を肩にかけるように触り、中指が触るあたりという探し方もあります。(こちらの方がわかりやすいかと思います) 片側ずつ行います。 人差し指・中指・薬指の3本の指を並べてイタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 指を置く位置を前後、左右に少しずつ動かしながら行ってみてください。 続いて、お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボをご紹介します! 顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ 翳風(えいふう) 翳風(えいふう)は、全身の血液の巡りを改善してくれ、頭痛や肩こりお顔の浮腫みの解消に効果的と言われています。...

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

2023.01.18

ふと、鏡を見た時に、”今日浮腫んでるかも...”大人女子のお悩みとして、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。 今回はお顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボと、お顔の浮腫みに深く関わりのある肩こりにオススメのツボをご紹介していきます。 お身体にお怪我や不調がある場合には無理はされず、気になる症状のある方は早めにかかりつけの病院を受診されてくださいね。 お顔の浮腫みと肩こりの関係 おすすめのツボのご紹介の前に、お顔の浮腫みと肩こりの関係について簡単にご紹介します。 肩こり、首こり...お悩みでない方を探す方が大変なぐらい、お悩みの方が多い症状ではないでしょうか? 寒くなると無意識のうちに肩に力が入ってしまい、肩のこりを招いてしまうことも。 私たちの身体の中を流れる血液は、およそ1分間で身体中を巡ります。 血液は全身を巡りながら、老廃物を体外に排出したり、酸素などの栄養素を身体中に届ける働きをしているのですが、PCやスマホ作業などでの姿勢を保つために、首から肩にかけて筋肉が緊張することや、寒さ、慢性的な運動不足などで血流に影響が出ることにより、肩周りに重く感じるのが肩こりと言われています。 肩が凝ってしまうと、頭・お顔から身体に戻る血液の流れにも影響してしまい、お顔の浮腫みに繋がってしまいます。 肩周りのコリが原因でお顔に影響が出ている方も少なくなく、お顔に触らなくても、肩のこりをケアすることでお顔がスッキリされる方も多くいらっしゃいます。 それでは、肩こりにおすすめのツボをご紹介します。 肩こりにおすすめのツボ 外関(がいかん) 外関(がいかん)は肩こり以外にも、頭痛や目の不調が気になる時にもおすすめです。 手首を手の甲側に曲げた時に手首にできる線の真ん中から、指三本(人差し指、中指、薬指)分、肘の方側あたりになります。 片側ずつ行います。 手を親指が上になる様に垂直にし、反対側の手の人差し指の腹をツボの位置に置き、親指と挟む様に支えます。 イタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら人差し指の指の腹で3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 肩井(けんせい) 肩井(けんせい)は、肩こりの他、頭痛・眼精疲労にも効果があると言われています。 肩の先の骨と首を前に倒した時に首の後ろで一番出っぱっている骨とを結ぶ線の真ん中あたりになります。 反対側の手を肩にかけるように触り、中指が触るあたりという探し方もあります。(こちらの方がわかりやすいかと思います) 片側ずつ行います。 人差し指・中指・薬指の3本の指を並べてイタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 指を置く位置を前後、左右に少しずつ動かしながら行ってみてください。 続いて、お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボをご紹介します! 顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ 翳風(えいふう) 翳風(えいふう)は、全身の血液の巡りを改善してくれ、頭痛や肩こりお顔の浮腫みの解消に効果的と言われています。...