フェムケアマガジン雅미야비(みやび)さん

身体の巡り、乱れていませんか?

身体の巡り、乱れていませんか?

2023.05.30

気・血・水 なんとなーく感じる身体の不調は実は毒素が溜まってるせいかも…!?心身は「気・血・水」のバランスが大事だと言われています。「気・血・水」の役割は、「気」→生命エネルギー「血」→血液やその働き「水」→血液以外のあらゆる水分を表していて、1つでも不足してしまうとバランスが崩れて身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。バランスが崩れてしまうと身体の巡りが悪くなってしまうので、本来自然に排出されるであろう老廃物がうまく排出されなくなってしまいます。女性に多い、目に見えてとてもわかりやすい不調は冷えやむくみ・便秘・肌荒れなどではないでしょうか。 表面的な事は一時しのぎに過ぎない わたしは20代前半〜すごく肌荒れに悩んだ時期がありました。元々、お肌は強い方で肌荒れとは無縁な程だったのに、いつからかお肌が荒れ放題、治っては出来る、治ったら出来るという肌荒れをずっと繰り返していました。今のように、スマホでなんでも手軽に調べられる…という程スマホも普及していなかったので、情報源は雑誌やテレビ等で、いいと言われるスキンケアは手当り次第に試していました。高いお金を出してデパコスを買った時もあれば、ニキビに効くというスキンケアや、手作りコスメにも手を出した事もありました。シンプルな石鹸洗顔がいいと聞けば試していました。当然の様にエステにも通いましたし、皮膚科にも通いました。ビタミンを摂ると治ると思いビタミン剤もよく摂っていました。すべては肌荒れを治したい一心でとりあえず出来ることはやっていました。 でも正直にお話すると、すべて一時的な改善でしかありませんでした。それもそうです。原因は身体の中にあったんですから。その答えに辿り着くまでとても時間がかかりました。以前、コラムで書かせていただいた痩せているのに痩せたいと思っていた頃の話(出産まで影響があった話)と繋がるのですが、この頃の私は本当に表面的な事しか見えていなかったんです。出産の時にお世話になった助産師さんの言葉で、やっと身体の内側に目を向けるようになりました。 身体の内側から変わろう まず簡単で1番取り入れやすかったのは、お水です。飲み物を水にする事で、明らかに変わったのはお肌でした。あんなに繰り返していた肌荒れが出てこなくなったんです。実はこれは息子でも実践済なんですが、息子もいわゆる思春期ニキビと言われるものに悩まされた時期がありました。今までツルツルのお肌だったのに、赤く顔全体にブツブツと出てくる様になったんです。年齢的なものだしな…と思っていたんですが、息子自身が「水生活をする」と言い出したので、させてみました。言葉通り「飲み物は水以外飲まない」という徹底ぶりで、ジュースや甘いコーヒー等は一切飲みませんでした。顔全体に広がっていた肌荒れは、ひと月経った頃には治まっていました。普段から飲んでいる物で、身体にどれだけ影響があるかよくわかった事柄でした。しかし、ただただ水をがぶ飲みすればいいと言うものではなく、水は摂りすぎてもいけませんし、足りなさ過ぎてもいけません。摂取した水分がうまく排出されなければ、飲めば飲む程余分な水分を溜め込んでしまいそれは水毒となって不調を引き起こしてしまいます。その不調は浮腫みや、重だるさや胃腸系の不調、めまい等を引き起こしたりします。雨の日に体調が悪くなる方は、この溜め込み体質かもしれません。実は、昔のわたしはこの体質でした。雨が降ると、内耳が浮腫みメニエール病の症状が出てめまいで動けなくなる、肌荒れ、胃腸系の不調(年中)とコンプリートです。自分の体質がどんな体質かを十分に知っておく事も大事です。 水分補給をしっかりと 人間の身体は、普通に生活を送っているだけでも1日に約2.5mLの水分を排出していると言われています。なので、同等量の水分補給が必要になります。しかし、食事からも水分は補給されますので飲料としての水は1.2〜1.3L程度飲む事が良いとされています。スポーツをされる方や、屋外の暑い所で仕事をされる方は汗をかく量も多いので、もう少し飲んだ方がいいです。喉が渇いてから一度に大量の水を飲むのではなく、1日を通して、身体が乾きを感じる前にコップ1杯程度の水をこまめに飲むのが最適です。水を適切に飲む事のメリットとしては♦むくみ解消♦便秘解消♦美肌♦体温調節(体温を適切に保つ・冷え性改善)等があります。身体に充分な水分が行き渡る事によって、血液の流れがスムーズになり、老廃物を排出しやすくなる他、末端まで酸素や栄養が運ばれる、代謝があがる等身体にとてもいい変化が出てきます。水分補給なら何を飲んでも言いという訳ではなく、アルコールやカフェインの入ったお茶やコーヒーは利尿作用が強いので向きませんし、糖分の多いジュース等も病気等のリスクもあがってしまうので、水分補給としてはオススメ出来ません。水分補給は水がいいです。そして冷やさない様に、常温で飲みましょう。水以外の飲み物は、楽しみとして適量飲む程度にしましょう。 水分を摂ると浮腫む…は間違い たまに「水分を摂ると浮腫むから控える」という方も居ますが、身体の水分が必要以上に足りていない事で、身体は水分を溜め込もうと悪循環になり、余計に浮腫む体質になっていってしまいます。大事なのは「巡りをよくする」です。摂取した水分をしっかり排出して、排出した分をしっかり補給。これがスムーズにいく事が理想的です。身体が、「溜め込まなくても水分はちゃんと入ってくるよ〜」っとわかれば溜め込まなくなります。その為には、ウォーキングやストレッチ等をし筋肉を動かして、摂取した水分を全身に届けてあげる事です。身体を温めて、血行を良くする入浴も効果的です。 食材が持つ力を借りよう 食事は、体温をあげる・代謝をあげる・血液をサラサラにする等と巡りの良い身体をつくる効果的な食材をバランス良く摂るといいです。玉ねぎ・青魚・ささみ・生姜・納豆・豆類等取り入れやすい身近な食材を積極的に使っていきたいですね。わたしが実際取り入れていたオススメ食材は、水分代謝を良くして、老廃物を排出するハトムギです。漢方でもヨクイニンと言って、顔の出来物等に効果があるとされているハトムギ。なかなか食べるのは取り入れにくいかもしれませんが、ハトムギ茶のような飲料としてなら取り入れやすいと思います。このように食材の特性を調べながら、ストレスにならない取り入れやすい方法を探してみるのも楽しいと思います。身体の不調が1つでも改善されてくると、他の不調も改善されていたりします。それを体感した時、身体のバランスというものがすごく大事なんだなと実感します。皆さんも自分にあった取り入れやすい方法で、身体のバランスを整えてみてください。 AUTHOR 雅 미야비 (みやび) PROFILE 美容系インフルエンサー 1男3女の4児の母。 幼少の頃から美容が大好きで、手作りコスメ〜デパコスまで興味の湧いたものはなんでもトライ。 繰り返す肌荒れに悩んでいた時に、根本から改善しようとインナービューティーに目覚める。 「歳を重ねる毎にキレイに」をモットーに、韓国スキンケアを中心にInstagramで美容情報を発信中。 MORE INFO Instagram

身体の巡り、乱れていませんか?

2023.05.30

気・血・水 なんとなーく感じる身体の不調は実は毒素が溜まってるせいかも…!?心身は「気・血・水」のバランスが大事だと言われています。「気・血・水」の役割は、「気」→生命エネルギー「血」→血液やその働き「水」→血液以外のあらゆる水分を表していて、1つでも不足してしまうとバランスが崩れて身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。バランスが崩れてしまうと身体の巡りが悪くなってしまうので、本来自然に排出されるであろう老廃物がうまく排出されなくなってしまいます。女性に多い、目に見えてとてもわかりやすい不調は冷えやむくみ・便秘・肌荒れなどではないでしょうか。 表面的な事は一時しのぎに過ぎない わたしは20代前半〜すごく肌荒れに悩んだ時期がありました。元々、お肌は強い方で肌荒れとは無縁な程だったのに、いつからかお肌が荒れ放題、治っては出来る、治ったら出来るという肌荒れをずっと繰り返していました。今のように、スマホでなんでも手軽に調べられる…という程スマホも普及していなかったので、情報源は雑誌やテレビ等で、いいと言われるスキンケアは手当り次第に試していました。高いお金を出してデパコスを買った時もあれば、ニキビに効くというスキンケアや、手作りコスメにも手を出した事もありました。シンプルな石鹸洗顔がいいと聞けば試していました。当然の様にエステにも通いましたし、皮膚科にも通いました。ビタミンを摂ると治ると思いビタミン剤もよく摂っていました。すべては肌荒れを治したい一心でとりあえず出来ることはやっていました。 でも正直にお話すると、すべて一時的な改善でしかありませんでした。それもそうです。原因は身体の中にあったんですから。その答えに辿り着くまでとても時間がかかりました。以前、コラムで書かせていただいた痩せているのに痩せたいと思っていた頃の話(出産まで影響があった話)と繋がるのですが、この頃の私は本当に表面的な事しか見えていなかったんです。出産の時にお世話になった助産師さんの言葉で、やっと身体の内側に目を向けるようになりました。 身体の内側から変わろう まず簡単で1番取り入れやすかったのは、お水です。飲み物を水にする事で、明らかに変わったのはお肌でした。あんなに繰り返していた肌荒れが出てこなくなったんです。実はこれは息子でも実践済なんですが、息子もいわゆる思春期ニキビと言われるものに悩まされた時期がありました。今までツルツルのお肌だったのに、赤く顔全体にブツブツと出てくる様になったんです。年齢的なものだしな…と思っていたんですが、息子自身が「水生活をする」と言い出したので、させてみました。言葉通り「飲み物は水以外飲まない」という徹底ぶりで、ジュースや甘いコーヒー等は一切飲みませんでした。顔全体に広がっていた肌荒れは、ひと月経った頃には治まっていました。普段から飲んでいる物で、身体にどれだけ影響があるかよくわかった事柄でした。しかし、ただただ水をがぶ飲みすればいいと言うものではなく、水は摂りすぎてもいけませんし、足りなさ過ぎてもいけません。摂取した水分がうまく排出されなければ、飲めば飲む程余分な水分を溜め込んでしまいそれは水毒となって不調を引き起こしてしまいます。その不調は浮腫みや、重だるさや胃腸系の不調、めまい等を引き起こしたりします。雨の日に体調が悪くなる方は、この溜め込み体質かもしれません。実は、昔のわたしはこの体質でした。雨が降ると、内耳が浮腫みメニエール病の症状が出てめまいで動けなくなる、肌荒れ、胃腸系の不調(年中)とコンプリートです。自分の体質がどんな体質かを十分に知っておく事も大事です。 水分補給をしっかりと 人間の身体は、普通に生活を送っているだけでも1日に約2.5mLの水分を排出していると言われています。なので、同等量の水分補給が必要になります。しかし、食事からも水分は補給されますので飲料としての水は1.2〜1.3L程度飲む事が良いとされています。スポーツをされる方や、屋外の暑い所で仕事をされる方は汗をかく量も多いので、もう少し飲んだ方がいいです。喉が渇いてから一度に大量の水を飲むのではなく、1日を通して、身体が乾きを感じる前にコップ1杯程度の水をこまめに飲むのが最適です。水を適切に飲む事のメリットとしては♦むくみ解消♦便秘解消♦美肌♦体温調節(体温を適切に保つ・冷え性改善)等があります。身体に充分な水分が行き渡る事によって、血液の流れがスムーズになり、老廃物を排出しやすくなる他、末端まで酸素や栄養が運ばれる、代謝があがる等身体にとてもいい変化が出てきます。水分補給なら何を飲んでも言いという訳ではなく、アルコールやカフェインの入ったお茶やコーヒーは利尿作用が強いので向きませんし、糖分の多いジュース等も病気等のリスクもあがってしまうので、水分補給としてはオススメ出来ません。水分補給は水がいいです。そして冷やさない様に、常温で飲みましょう。水以外の飲み物は、楽しみとして適量飲む程度にしましょう。 水分を摂ると浮腫む…は間違い たまに「水分を摂ると浮腫むから控える」という方も居ますが、身体の水分が必要以上に足りていない事で、身体は水分を溜め込もうと悪循環になり、余計に浮腫む体質になっていってしまいます。大事なのは「巡りをよくする」です。摂取した水分をしっかり排出して、排出した分をしっかり補給。これがスムーズにいく事が理想的です。身体が、「溜め込まなくても水分はちゃんと入ってくるよ〜」っとわかれば溜め込まなくなります。その為には、ウォーキングやストレッチ等をし筋肉を動かして、摂取した水分を全身に届けてあげる事です。身体を温めて、血行を良くする入浴も効果的です。 食材が持つ力を借りよう 食事は、体温をあげる・代謝をあげる・血液をサラサラにする等と巡りの良い身体をつくる効果的な食材をバランス良く摂るといいです。玉ねぎ・青魚・ささみ・生姜・納豆・豆類等取り入れやすい身近な食材を積極的に使っていきたいですね。わたしが実際取り入れていたオススメ食材は、水分代謝を良くして、老廃物を排出するハトムギです。漢方でもヨクイニンと言って、顔の出来物等に効果があるとされているハトムギ。なかなか食べるのは取り入れにくいかもしれませんが、ハトムギ茶のような飲料としてなら取り入れやすいと思います。このように食材の特性を調べながら、ストレスにならない取り入れやすい方法を探してみるのも楽しいと思います。身体の不調が1つでも改善されてくると、他の不調も改善されていたりします。それを体感した時、身体のバランスというものがすごく大事なんだなと実感します。皆さんも自分にあった取り入れやすい方法で、身体のバランスを整えてみてください。 AUTHOR 雅 미야비 (みやび) PROFILE 美容系インフルエンサー 1男3女の4児の母。 幼少の頃から美容が大好きで、手作りコスメ〜デパコスまで興味の湧いたものはなんでもトライ。 繰り返す肌荒れに悩んでいた時に、根本から改善しようとインナービューティーに目覚める。 「歳を重ねる毎にキレイに」をモットーに、韓国スキンケアを中心にInstagramで美容情報を発信中。 MORE INFO Instagram

そのお疲れ顔、要注意です!〜クマはありますか?〜

そのお疲れ顔、要注意です!〜クマはありますか?〜

2023.03.23

皆さんは鏡を見た時、目の下は何色でしょうか? 綺麗な肌色ですか?それとも青色?茶色っぽい色の方もいるかもしれませんね。 わたしの周りの女性の悩みで多いクマ。 「なんか疲れてる?」「老けた?」 なんて思わせてしまう、どんなに美人さんでも顔の印象をガラッと変えてしまう、今日はそんな「クマ」についてです。 クマの種類 まず、一言にクマと言っても種類があります。 青クマ 茶クマ 黒クマ 青クマ 1番多いのは年齢があまり関係なく出てくる青クマでしょうか。 青クマの原因は、睡眠不足や眼精疲労によって下瞼におこる血流の滞留です。 長時間のパソコンやスマホで目を酷使したり、冷え性や運動不足も原因になります。 ホットタオルやホットアイマスク等を使って目元を温めたり、入浴で血流を促進させたりするといいでしょう。 茶クマ 茶クマは紫外線や炎症の影響によりおこる色素沈着が原因です。 濃いポイントメイクをしているのに、クレンジング時にポイントメイクリムーバーを使わなかったり、普段から目元をゴシゴシとよくこすったりして刺激を与えてしまう事で茶色くなってしまいます。 メイクがきちんと落ちていない事も原因のひとつになりますので、クレンジング〜洗顔の仕方の見直しをしてみましょう。 色素沈着はお肌のターンオーバーが正常であれば徐々に薄くなっていくので、日々のスキンケアに美白効果のあるものを使ったり、紫外線対策をしっかりとする事が大切です。 黒クマ 黒クマは、加齢による目元のシワやたるみなどでできる影です。 目の周りの筋肉を鍛えるトレーニングをしたり、ハリを出すようなエイジングケア、アイクリームや美容オイル等を使って目元の保湿を頑張りましょう。 でも、普段から色々対策してるのに全然良くならない!という方も居られるかと思います。 そんな方は身体の内側に目を向けてみましょう。 ドロドロ習慣になっていませんか? クマは東洋医学では『瘀血(おけつ)』という全身の血の巡りが悪くなり滞っている状態が原因の事が多いです。 つまりサラサラと流れない=ドロドロになっているという事ですね。 ドロドロ血と聞いていいイメージがない通り、瘀血は様々な不調の元になります。 よくある症状としては、肩こりや頭痛、生理不順、重い生理痛や冷え、冷えのぼせ等です。...

そのお疲れ顔、要注意です!〜クマはありますか?〜

2023.03.23

皆さんは鏡を見た時、目の下は何色でしょうか? 綺麗な肌色ですか?それとも青色?茶色っぽい色の方もいるかもしれませんね。 わたしの周りの女性の悩みで多いクマ。 「なんか疲れてる?」「老けた?」 なんて思わせてしまう、どんなに美人さんでも顔の印象をガラッと変えてしまう、今日はそんな「クマ」についてです。 クマの種類 まず、一言にクマと言っても種類があります。 青クマ 茶クマ 黒クマ 青クマ 1番多いのは年齢があまり関係なく出てくる青クマでしょうか。 青クマの原因は、睡眠不足や眼精疲労によって下瞼におこる血流の滞留です。 長時間のパソコンやスマホで目を酷使したり、冷え性や運動不足も原因になります。 ホットタオルやホットアイマスク等を使って目元を温めたり、入浴で血流を促進させたりするといいでしょう。 茶クマ 茶クマは紫外線や炎症の影響によりおこる色素沈着が原因です。 濃いポイントメイクをしているのに、クレンジング時にポイントメイクリムーバーを使わなかったり、普段から目元をゴシゴシとよくこすったりして刺激を与えてしまう事で茶色くなってしまいます。 メイクがきちんと落ちていない事も原因のひとつになりますので、クレンジング〜洗顔の仕方の見直しをしてみましょう。 色素沈着はお肌のターンオーバーが正常であれば徐々に薄くなっていくので、日々のスキンケアに美白効果のあるものを使ったり、紫外線対策をしっかりとする事が大切です。 黒クマ 黒クマは、加齢による目元のシワやたるみなどでできる影です。 目の周りの筋肉を鍛えるトレーニングをしたり、ハリを出すようなエイジングケア、アイクリームや美容オイル等を使って目元の保湿を頑張りましょう。 でも、普段から色々対策してるのに全然良くならない!という方も居られるかと思います。 そんな方は身体の内側に目を向けてみましょう。 ドロドロ習慣になっていませんか? クマは東洋医学では『瘀血(おけつ)』という全身の血の巡りが悪くなり滞っている状態が原因の事が多いです。 つまりサラサラと流れない=ドロドロになっているという事ですね。 ドロドロ血と聞いていいイメージがない通り、瘀血は様々な不調の元になります。 よくある症状としては、肩こりや頭痛、生理不順、重い生理痛や冷え、冷えのぼせ等です。...

「なんとなく調子が悪い」は身体からの信号です〜未病とは?〜

「なんとなく調子が悪い」は身体からの信号です〜未病とは?〜

2023.01.18

未病とは 皆さんは健康ですか? 毎日、元気いっぱい過ごせていますか? 特に病気って訳ではないけれど、身体がだるい・疲れやすい・なんだかスッキリしない…。 忙しい現代、そんな事を感じながら日々生活している方は結構居るのではないかと思います。 実際、そのような症状はわたしも当てはまったりします。 今はかなりラクになりましたが、以前は「本当は病気じゃないかな?身体のどこかが悪いんじゃないかな…?」と思う程、毎日しんどくてスッキリしない日々を送っていた時がありました。 しかし、病院で血液検査をしても何か異常がある訳ではない。 でも、よくわからないけど身体がしんどい。 発病には至らないが、健康ではない状態 「未だ病まず」 このような状態を未病と言います。 最近はテレビでもよく耳にするようになった言葉なので、知っている方も多いと思いますが、この言葉、実はとても古くからある言葉なんです。 中国の漢の時代の中医学の書「黄帝内経」にも未病という言葉が出てきます。 その頃から病気になる前に不調を感じたら治す事が大事という考え方があったのですね。 でもこの状態、いわゆるグレーゾーンなので病院へ行っても病気じゃないから治る薬がある訳ではないんです。 中医学では未病を治す方法として、漢方や鍼灸や薬膳等がありますが、専門的な事は素人ではなかなかハードルが高いと感じるのではないのでしょうか。 わたしは不調続きの日々の中、体調不良を何とかしたくて色々と本を読み、そこで辿り着いたのが食事の見直しです。 良くも悪くも、毎日食べている物で身体は左右されます。 毎日、何気なく口にしている食べ物。 食材にはそれぞれ、個々が持つ性質があります。 「薬食同源」という言葉がありますが、薬と食べ物は本来同じものであって、身体に良いものを摂取することは、病気を防ぎ、治すという考え方です。 わたしはこの言葉を実感する体験をした事があります。 以前Instagramの方でも簡単にお話した事があるのですが、30代半ばぐらいの頃、毎晩胃痛に苦しむようになりました。 決まって夜中の2時ぐらいになると痛みだし、市販の胃薬を飲んで過ごす…。 ストレスも多い時期だったので、「まぁストレスのせいだろうな〜」なんて漠然と思っていました。 そんな毎日がひと月以上続いたある日、薬を飲んでも痛みが引かず明け方まで痛みで眠れない事があったんです。 病院&検査が嫌いなわたしも流石に観念して病院へ行きました。 胃カメラをすると「慢性胃炎と逆流性食道炎」との診断でした。 薬をもらって飲み始めてから、夜中に痛みで目が覚めるような事はなくなりましたが、なぜかずっと不快感がありました。...

「なんとなく調子が悪い」は身体からの信号です〜未病とは?〜

2023.01.18

未病とは 皆さんは健康ですか? 毎日、元気いっぱい過ごせていますか? 特に病気って訳ではないけれど、身体がだるい・疲れやすい・なんだかスッキリしない…。 忙しい現代、そんな事を感じながら日々生活している方は結構居るのではないかと思います。 実際、そのような症状はわたしも当てはまったりします。 今はかなりラクになりましたが、以前は「本当は病気じゃないかな?身体のどこかが悪いんじゃないかな…?」と思う程、毎日しんどくてスッキリしない日々を送っていた時がありました。 しかし、病院で血液検査をしても何か異常がある訳ではない。 でも、よくわからないけど身体がしんどい。 発病には至らないが、健康ではない状態 「未だ病まず」 このような状態を未病と言います。 最近はテレビでもよく耳にするようになった言葉なので、知っている方も多いと思いますが、この言葉、実はとても古くからある言葉なんです。 中国の漢の時代の中医学の書「黄帝内経」にも未病という言葉が出てきます。 その頃から病気になる前に不調を感じたら治す事が大事という考え方があったのですね。 でもこの状態、いわゆるグレーゾーンなので病院へ行っても病気じゃないから治る薬がある訳ではないんです。 中医学では未病を治す方法として、漢方や鍼灸や薬膳等がありますが、専門的な事は素人ではなかなかハードルが高いと感じるのではないのでしょうか。 わたしは不調続きの日々の中、体調不良を何とかしたくて色々と本を読み、そこで辿り着いたのが食事の見直しです。 良くも悪くも、毎日食べている物で身体は左右されます。 毎日、何気なく口にしている食べ物。 食材にはそれぞれ、個々が持つ性質があります。 「薬食同源」という言葉がありますが、薬と食べ物は本来同じものであって、身体に良いものを摂取することは、病気を防ぎ、治すという考え方です。 わたしはこの言葉を実感する体験をした事があります。 以前Instagramの方でも簡単にお話した事があるのですが、30代半ばぐらいの頃、毎晩胃痛に苦しむようになりました。 決まって夜中の2時ぐらいになると痛みだし、市販の胃薬を飲んで過ごす…。 ストレスも多い時期だったので、「まぁストレスのせいだろうな〜」なんて漠然と思っていました。 そんな毎日がひと月以上続いたある日、薬を飲んでも痛みが引かず明け方まで痛みで眠れない事があったんです。 病院&検査が嫌いなわたしも流石に観念して病院へ行きました。 胃カメラをすると「慢性胃炎と逆流性食道炎」との診断でした。 薬をもらって飲み始めてから、夜中に痛みで目が覚めるような事はなくなりましたが、なぜかずっと不快感がありました。...

そのダイエット、本当に必要ですか?〜危険なダイエットの健康被害〜

そのダイエット、本当に必要ですか?〜危険なダイエットの健康被害〜

2022.11.28

あなたの体重は適正体重ですか? 皆さんはご自身の適正体重をご存知でしょうか。 肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数「BMI(Body Mass Index)」 BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)] 上記の計算式で求められ、18.5以上25未満 が標準の範囲となります。BMIが「22」の時の体重が、最も病気になりにくい状態であるとされています。 そして18.5以下が痩せ、25以上は肥満となります。(※肥満の判定基準は国によって異なります。) BMI値の標準の範囲で上が体重60kg、下が45kgとします。 どちらも標準の範囲内ですが、体重60kgと聞いてどんな印象を持ちますか? 「そんなもんじゃないの?」「ちょっと多くない?」 では45kgではどうでしょう? 「理想〜」「痩せてるよね〜」 など、様々な意見があると思いますが、大事な事が抜けてますよね。 それが、身長です。  当たり前の事ですが、同じ60kg・45kgでも身長が150cmの人と170cmの人とでは全然体型が違います。 なのに、どうしても体重の数字だけ、先に目がいってしまう…。そして人と比較して自分が人より多いと、太っていると思ってしまう。 そんな傾向は10代〜30代、特に若い世代に多いなと娘たちやSNSを見ていて感じます。 わたしの娘もどちらかというと痩せているのに、口を開けば「痩せなきゃ〜」と言っています。 その度に、「今は身体が作られる時期だから必要ないよ。」と伝えているのですが…。 友達同士で太った、痩せたと常に言い合っているので、なかなかわたしの言葉は耳に届かないようです。 私も、若い頃はそうでした。 40kg(BMIでは痩せの範囲)でもまだ痩せたいと思っていたし、平気で食事を抜いたりもしていました。 1日1食なんて普通にしていました。両親は共働きで家に居ない事も多かったので、用意されている食事を食べないという事も思春期からよくしていました。 その時は、それが後々どんな事になるか、など考えた事もありませんでした。 「見た目さえ良ければいい」 そんな考えを持っていました。健康について深く考えていなかったのです。 そんな事をしていたツケは20代の中頃から出てきました。 ダイエットによる身体の変化...

そのダイエット、本当に必要ですか?〜危険なダイエットの健康被害〜

2022.11.28

あなたの体重は適正体重ですか? 皆さんはご自身の適正体重をご存知でしょうか。 肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数「BMI(Body Mass Index)」 BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)] 上記の計算式で求められ、18.5以上25未満 が標準の範囲となります。BMIが「22」の時の体重が、最も病気になりにくい状態であるとされています。 そして18.5以下が痩せ、25以上は肥満となります。(※肥満の判定基準は国によって異なります。) BMI値の標準の範囲で上が体重60kg、下が45kgとします。 どちらも標準の範囲内ですが、体重60kgと聞いてどんな印象を持ちますか? 「そんなもんじゃないの?」「ちょっと多くない?」 では45kgではどうでしょう? 「理想〜」「痩せてるよね〜」 など、様々な意見があると思いますが、大事な事が抜けてますよね。 それが、身長です。  当たり前の事ですが、同じ60kg・45kgでも身長が150cmの人と170cmの人とでは全然体型が違います。 なのに、どうしても体重の数字だけ、先に目がいってしまう…。そして人と比較して自分が人より多いと、太っていると思ってしまう。 そんな傾向は10代〜30代、特に若い世代に多いなと娘たちやSNSを見ていて感じます。 わたしの娘もどちらかというと痩せているのに、口を開けば「痩せなきゃ〜」と言っています。 その度に、「今は身体が作られる時期だから必要ないよ。」と伝えているのですが…。 友達同士で太った、痩せたと常に言い合っているので、なかなかわたしの言葉は耳に届かないようです。 私も、若い頃はそうでした。 40kg(BMIでは痩せの範囲)でもまだ痩せたいと思っていたし、平気で食事を抜いたりもしていました。 1日1食なんて普通にしていました。両親は共働きで家に居ない事も多かったので、用意されている食事を食べないという事も思春期からよくしていました。 その時は、それが後々どんな事になるか、など考えた事もありませんでした。 「見た目さえ良ければいい」 そんな考えを持っていました。健康について深く考えていなかったのです。 そんな事をしていたツケは20代の中頃から出てきました。 ダイエットによる身体の変化...