人類低温化について
目まぐるしい発展とともに、世の中はますます便利になっていく一方で人類は低温化しているのです。
便利な家電や乗り物の充実によって、私たちの日常生活における運動量が減ったことが原因と言われており、50年前と比べ、現代人の平均体温は0.8℃も低下しています。
体温が1℃低下すると、代謝は20%、免疫力は30%低下すると言われていて、さまざまな病気に罹患しやすくなります。
このままでは、地球温暖化が地球を破壊していくことと同じように、「人類低温化」を止めない限り人類は虚弱になっていきます。
私たちフェムケアライフは、各分野の専門家と手を取り合い、体を温める「温活」を 中心に女性のライフスタイルに合わせた情報発信をおこなうことで、「人類低温化」から多くの人を救い、健康で美しい女性を増やしていくこと目指しています。
低温化は、複数の悪習慣によって自律神経の乱れや基礎代謝の低下につながります。
まずは、体の冷えに繋がる悪習慣の改善から取り組んでいきましょう。
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01
慢性的な運動不足
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02
体を冷やすものの食べ過ぎ
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03
過度な冷房や暖房
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04
睡眠不足
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05
体を締め付ける服装
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06
ストレス過多
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07
喫煙
それぞれの悪影響
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筋肉は体温調節における重要な器官で、一般的に筋肉量が減ると熱を蓄えておく場所が少なくなり体が冷えやすくなります。また、運動することで筋肉が働いて熱を産生するため、運動不足による筋肉量の低下は冷え性の原因になります。
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食生活の乱れにより必要な栄養が不足し血流を悪くしてしまうことがあり、十分な栄養が体全体に行き渡らず冷えに繋がりることがあります。また、トマトやキュウリなどの夏に旬を迎えるような、体を冷やす食べ物ばかりを食べていると冷え性の原因になります。さらに、利尿作用が働くコーヒーや緑茶を飲み過ぎると、尿と一緒に熱が体外に放出されるため、体が冷える原因となります。
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夏場にエアコンが効いた部屋で過ごし、汗をかきにくい環境にいることも冷え性の原因になります。夏でも体が冷える人は、エアコンの利用によって体温中枢を刺激する機会が失われ、発汗中枢が働かなくなることで汗をかきにくくなるため低体温になってしまいます。また、エアコンの効いた部屋と外気温との差が大きい場所との行き来が激しい場合も、自律神経が乱れて疲労を誘発し、冷ややむくみの原因となることもあります。
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人は夜になると深部の体温を下げて休息モードに切り替わります。すでに体が冷えていると体温調整ができなくなるため、寝付きが悪くなって睡眠不足になりがちです。睡眠不足は血液循環がうまく働かないため、ますます体が冷えるという悪循環に陥ります。
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体の熱を全身に巡らせているのは血液です。適度に短時間だけの締め付けは血行促進に有効ですが、締め付けの強い下着やタイトな服装など、一部分だけを長時間締め付けるような服装は血流が悪くなり、熱が血液に載って効率的に運ばれないため冷え性の原因になります。
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過度なストレスは自律神経のバランスを崩すことに繋がります。ストレスによって神経が高ぶると交感神経が優位に働き、筋肉が固くなるため血行が悪くなります。そのため、血液が全身に行き渡らなくなるため冷え性になりやすくなります。
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タバコに含まれるニコチンは、急激に毛細血管を収縮させます。そのことで、血流が悪くなり基礎代謝も下がり冷え性につながります。