フェムケアマガジン料理
暑い夏こそ温活が大切!冷えた体を温める食べ物と食べ方をご紹介
夏の暑さをしのぐために、エアコンを付けたり冷たい飲み物を飲み過ぎたりして、体が冷えて体調を崩す方も少なくありません。 暑い季節だからこそ、温活を取り入れて体を労ってあげたいもの。 そこで今回は、夏でも体を冷やしてはいけない理由や体を温める食べ物の種類、夏だからこそ効果的に体を温める食べ方・飲み方をご紹介します。この記事を夏の温活にぜひご活用ください。 夏だからこそ温活!冷えが体に悪い3つの理由 危険な暑さの夏、エアコンを適度な温度に設定するのは暑さを乗り切るために大切ですが、冷えすぎると体調不良を招きかねません。 ここではなぜ夏でも体を冷やしてはいけないのか、その主な理由を3つご紹介します。 (1)自律神経が乱れる 暑いからといってエアコンの温度を下げて体を冷やしすぎると、外気との気温差で体温調節が上手にできず自律神経が乱れます。 自律神経の乱れは食欲不振や体のだるさ、頭痛、疲れやすいといったさまざまな不調があらわれます。 自律神経は、体と心のバランスを取りながら自分の意思とは関係なく24時間働いているため、一度乱れてしまうと体の不調だけではなく、不眠や不安感といった心の症状があらわれる場合も…。 特に女性は、生理痛や生理不順などの原因になることもあります。 室内と外との気温差が開きすぎないよう、エアコンの温度設定を上げましょう。 ただし、職場など自分でエアコンの温度調整ができない場合は、夏でも厚手のタイツを履いたりひざ掛けを使ったりして体を冷やさないようにしましょう。 (2)冷えによる体の不調 冷たい食べ物ばかり食べていたり、ビールやジュースなど冷たい飲み物ばかり飲んだりしていると、内臓が冷えて血流が悪くなります。 すると内臓の働きが悪くなり、その結果、食欲不振や下痢、便秘、むくみといった体の不調が起きやすくなるのです。 また、体温が低下すると基礎代謝も下がるため、摂取された栄養がエネルギーとして使われずに脂肪として体に蓄積されてしまいます。ダイエットを考えている方は、夏でも温かい食べ物を食べて体温を上げるようにしましょう。 (3)免疫力の低下 体の免疫力は、体温が下がるとその機能も下がるといわれています。 免疫力は私たちの体を細菌やウイルスなどの異物から守ってくれる大切な防衛反応です。腸内環境を整えたり、体を温める食べ物を摂取したりして冷やさないようにすると、血流が良くなって免疫力アップが期待できます。 食べ物には5つの性質がある 東洋医学では、食べ物を体への働きによって以下の5つの性質に分けています。 熱性食物・・・発汗を促したり新陳代謝を高めたりする 温性食物・・・体を穏やかに温める 涼性食物・・・体の熱を冷ましたり水分を補給したりする 寒性食物・・・解熱・消炎 平性食物・・・体を温めたり冷ましたりする作用がない あらゆる食物を食べる現代の食事では、こうした食物の働きを知ることなく食事をしている方が多いでしょう。 しかし冷えた体を温めたり、反対に体の熱を冷ましたりしたいときには、食物の性質を知っておくと、さまざまな不調を食事で改善できる可能性が高まります。 ここでは、この性質にあてはまる食べ物をご紹介していきましょう。...
暑い夏こそ温活が大切!冷えた体を温める食べ物と食べ方をご紹介
夏の暑さをしのぐために、エアコンを付けたり冷たい飲み物を飲み過ぎたりして、体が冷えて体調を崩す方も少なくありません。 暑い季節だからこそ、温活を取り入れて体を労ってあげたいもの。 そこで今回は、夏でも体を冷やしてはいけない理由や体を温める食べ物の種類、夏だからこそ効果的に体を温める食べ方・飲み方をご紹介します。この記事を夏の温活にぜひご活用ください。 夏だからこそ温活!冷えが体に悪い3つの理由 危険な暑さの夏、エアコンを適度な温度に設定するのは暑さを乗り切るために大切ですが、冷えすぎると体調不良を招きかねません。 ここではなぜ夏でも体を冷やしてはいけないのか、その主な理由を3つご紹介します。 (1)自律神経が乱れる 暑いからといってエアコンの温度を下げて体を冷やしすぎると、外気との気温差で体温調節が上手にできず自律神経が乱れます。 自律神経の乱れは食欲不振や体のだるさ、頭痛、疲れやすいといったさまざまな不調があらわれます。 自律神経は、体と心のバランスを取りながら自分の意思とは関係なく24時間働いているため、一度乱れてしまうと体の不調だけではなく、不眠や不安感といった心の症状があらわれる場合も…。 特に女性は、生理痛や生理不順などの原因になることもあります。 室内と外との気温差が開きすぎないよう、エアコンの温度設定を上げましょう。 ただし、職場など自分でエアコンの温度調整ができない場合は、夏でも厚手のタイツを履いたりひざ掛けを使ったりして体を冷やさないようにしましょう。 (2)冷えによる体の不調 冷たい食べ物ばかり食べていたり、ビールやジュースなど冷たい飲み物ばかり飲んだりしていると、内臓が冷えて血流が悪くなります。 すると内臓の働きが悪くなり、その結果、食欲不振や下痢、便秘、むくみといった体の不調が起きやすくなるのです。 また、体温が低下すると基礎代謝も下がるため、摂取された栄養がエネルギーとして使われずに脂肪として体に蓄積されてしまいます。ダイエットを考えている方は、夏でも温かい食べ物を食べて体温を上げるようにしましょう。 (3)免疫力の低下 体の免疫力は、体温が下がるとその機能も下がるといわれています。 免疫力は私たちの体を細菌やウイルスなどの異物から守ってくれる大切な防衛反応です。腸内環境を整えたり、体を温める食べ物を摂取したりして冷やさないようにすると、血流が良くなって免疫力アップが期待できます。 食べ物には5つの性質がある 東洋医学では、食べ物を体への働きによって以下の5つの性質に分けています。 熱性食物・・・発汗を促したり新陳代謝を高めたりする 温性食物・・・体を穏やかに温める 涼性食物・・・体の熱を冷ましたり水分を補給したりする 寒性食物・・・解熱・消炎 平性食物・・・体を温めたり冷ましたりする作用がない あらゆる食物を食べる現代の食事では、こうした食物の働きを知ることなく食事をしている方が多いでしょう。 しかし冷えた体を温めたり、反対に体の熱を冷ましたりしたいときには、食物の性質を知っておくと、さまざまな不調を食事で改善できる可能性が高まります。 ここでは、この性質にあてはまる食べ物をご紹介していきましょう。...
【特集】心も体も変わる温活レシピ 「お米」で子宮温活 【温活料理研究家 小川原智子さん】
「お米」で子宮温活 「ごはん」という言葉が食事を意味するように、日本の食はまさにお米が主役。2500年前の縄文時代から稲作りが始まった日本古来の食べ物です。卑弥呼の邪馬台国時代には、主食の穀物になったといわれています。 日本の風土によく合って、作られてきたものであり、日本人が長い年月、食べ続けてきたもの。 実はお米を食べることで、「体温」も高めることができるんですよ。お米って、咀嚼を促すので、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になるのです。胃腸って筋肉でできているので、動きが活発になると、体温が上がります。 体温アップという観点でも「お米」はマスト。昔の人は、「米は、子づくり、家づくり、国づくり」とよく言っていたもの。そのことは、身体を表す漢字に表れています。 おなかのことを「丹田」(たんでん)っていいます。そこは、身体の真ん中で、中心軸。血を作る大切なところ。丹田という漢字を見ると、なんとそこには「田」があるではないですか。 よい血を作って、体の中心を温めるには「お米」なんですね。「お米」を食べると、骨盤が強くなり、おなか周りにある子宮と卵巣が元気になります。子宮と卵巣が元気だと、健康的な卵子ができます。 稲(いね)の語源は「命(いのち)」の「根(ね)」という説があるそうです。稲は千倍に増える作物。お茶碗一杯のご飯は約三千粒、わずか三粒からなった実り。生命力の強いお米を食べることで、私たちの体の土台となる「命の根っこ」が作られるのです。 (参照:「人生が変わる!心と体を温める料理教室」 小川原智子著、フォレスト出版 ) 「こんがり醤油の焼きおにぎり」 ◆材料 残りごはん 1合分醤油 大さじ2 ◆作り方 ①三角形か丸形か好みの形におにぎりを握る。②コンロの上に置いた焼き網(または魚焼きグリルの焼き網)を火にかけて熱し、植物油を表面に塗っておく。③おにぎりを網にのせて焼く。表面に少し焼き色がついて、パリッとするまで5分ほど焼く。④醤油を塗って、また焼き網にのせて醤油が渇くまで焼き、また醤油を塗って・・・を3回繰り返す。 ◆ワンポイント たっぷり醤油をつけるので、塩を手につけないでおにぎりを結びます。焼き網のほか、フライパンに少量の油を敷いて焼いても。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ) PROFILE 体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表 1971年大阪生まれ。2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。延べ1万2000人の生徒を指導。 料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。 MORE INFO 小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版) 小川原智子公式HP 小川原智子公式ブログ Instagram...
【特集】心も体も変わる温活レシピ 「お米」で子宮温活 【温活料理研究家 小川原智子さん】
「お米」で子宮温活 「ごはん」という言葉が食事を意味するように、日本の食はまさにお米が主役。2500年前の縄文時代から稲作りが始まった日本古来の食べ物です。卑弥呼の邪馬台国時代には、主食の穀物になったといわれています。 日本の風土によく合って、作られてきたものであり、日本人が長い年月、食べ続けてきたもの。 実はお米を食べることで、「体温」も高めることができるんですよ。お米って、咀嚼を促すので、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になるのです。胃腸って筋肉でできているので、動きが活発になると、体温が上がります。 体温アップという観点でも「お米」はマスト。昔の人は、「米は、子づくり、家づくり、国づくり」とよく言っていたもの。そのことは、身体を表す漢字に表れています。 おなかのことを「丹田」(たんでん)っていいます。そこは、身体の真ん中で、中心軸。血を作る大切なところ。丹田という漢字を見ると、なんとそこには「田」があるではないですか。 よい血を作って、体の中心を温めるには「お米」なんですね。「お米」を食べると、骨盤が強くなり、おなか周りにある子宮と卵巣が元気になります。子宮と卵巣が元気だと、健康的な卵子ができます。 稲(いね)の語源は「命(いのち)」の「根(ね)」という説があるそうです。稲は千倍に増える作物。お茶碗一杯のご飯は約三千粒、わずか三粒からなった実り。生命力の強いお米を食べることで、私たちの体の土台となる「命の根っこ」が作られるのです。 (参照:「人生が変わる!心と体を温める料理教室」 小川原智子著、フォレスト出版 ) 「こんがり醤油の焼きおにぎり」 ◆材料 残りごはん 1合分醤油 大さじ2 ◆作り方 ①三角形か丸形か好みの形におにぎりを握る。②コンロの上に置いた焼き網(または魚焼きグリルの焼き網)を火にかけて熱し、植物油を表面に塗っておく。③おにぎりを網にのせて焼く。表面に少し焼き色がついて、パリッとするまで5分ほど焼く。④醤油を塗って、また焼き網にのせて醤油が渇くまで焼き、また醤油を塗って・・・を3回繰り返す。 ◆ワンポイント たっぷり醤油をつけるので、塩を手につけないでおにぎりを結びます。焼き網のほか、フライパンに少量の油を敷いて焼いても。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ) PROFILE 体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表 1971年大阪生まれ。2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。延べ1万2000人の生徒を指導。 料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。 MORE INFO 小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版) 小川原智子公式HP 小川原智子公式ブログ Instagram...
体の巡りを整えて便秘解消につながる温活ドリンク 【温活美容家 おぬまあすかさん】
季節をとわずに飲んでいる“温活ドリンク”をご紹介 みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです!今回皆さんにご紹介する温活コラムは、私が日頃から季節をとわずに飲んでいる“温活ドリンク”のご紹介です。 私がこの温活ドリンクを飲むタイミングとしては、疲れが溜まり体の巡りが悪くなっているときや、深夜に小腹が空いたときなどに飲むことが多いです。例えば、温活をするにしても、健康的に痩せる為にも、美容にも、ダイエットを習慣化する上でも、便秘解消はとても大切ですよね!ですので、日頃から体の巡りが悪く、便秘でお悩みの方はぜひご参考にしていただけたらと思います。 便秘と言っても、体に老廃物が溜まり排出できなくなっている場合と、内臓が冷えてゆるみ過ぎて便が作られにくくなり、便秘になっている場合と体質によって様々なケースがありますが、今回ご紹介する温活ドリンクは、わりと色んなケースの便秘でお悩みの方にも、効果が見られたものです。 体の巡りを整えて便秘解消につながる温活ドリンク 作り方は簡単です。・ピュアココア・・・大さじ1・甜菜糖・・・大さじ1(お好みの量で)・豆乳またはお湯 こちらの材料をコップに入れて混ぜるのみです。 味に飽きて時は、シナモンや生姜や天然塩を少し入れることもおすすめです。 今回温活ドリンクに使っている、純ココアも甜菜糖も腸内環境を整える働きがあり善玉菌を増やしてくれます。特にオススメの飲み方は、寝る前の少し空腹の状態で、温かなココアをゆっくりと飲むのがオススメです。 純ココアはメリット沢山で、便秘解消以外にも、不安の緩和、不眠、冷え性、むくみ、など様々な改善に役立つと言われています。たしかに私自身もこの温活ドリンクなココアを、寝る前に飲む習慣をつけてからかなり安眠できているなと実感します。現在、便秘や冷え性や肌荒れにお悩みの方の少しでもご参考になればと思います。 AUTHOR おぬま あすか PROFILE 温活美容家。 “美容を通して人を笑顔に豊かに幸せに”がモットー。 数々のダイエットに挑戦してはリバウンド・体調不良を繰り返した経験から、体温を上げるこ とを意識した温活ダイエットにたどりつく。 自身の経験を『ゆるぽか美活』としてインスタグラムやブログで発信中。多くの女性から支持を集めている。 MORE INFO 温活美容家🌸おぬまあすか 【代謝を上げて太りにくい体質へ】 Instagram
体の巡りを整えて便秘解消につながる温活ドリンク 【温活美容家 おぬまあすかさん】
季節をとわずに飲んでいる“温活ドリンク”をご紹介 みなさんこんにちは、温活美容家のおぬまあすかです!今回皆さんにご紹介する温活コラムは、私が日頃から季節をとわずに飲んでいる“温活ドリンク”のご紹介です。 私がこの温活ドリンクを飲むタイミングとしては、疲れが溜まり体の巡りが悪くなっているときや、深夜に小腹が空いたときなどに飲むことが多いです。例えば、温活をするにしても、健康的に痩せる為にも、美容にも、ダイエットを習慣化する上でも、便秘解消はとても大切ですよね!ですので、日頃から体の巡りが悪く、便秘でお悩みの方はぜひご参考にしていただけたらと思います。 便秘と言っても、体に老廃物が溜まり排出できなくなっている場合と、内臓が冷えてゆるみ過ぎて便が作られにくくなり、便秘になっている場合と体質によって様々なケースがありますが、今回ご紹介する温活ドリンクは、わりと色んなケースの便秘でお悩みの方にも、効果が見られたものです。 体の巡りを整えて便秘解消につながる温活ドリンク 作り方は簡単です。・ピュアココア・・・大さじ1・甜菜糖・・・大さじ1(お好みの量で)・豆乳またはお湯 こちらの材料をコップに入れて混ぜるのみです。 味に飽きて時は、シナモンや生姜や天然塩を少し入れることもおすすめです。 今回温活ドリンクに使っている、純ココアも甜菜糖も腸内環境を整える働きがあり善玉菌を増やしてくれます。特にオススメの飲み方は、寝る前の少し空腹の状態で、温かなココアをゆっくりと飲むのがオススメです。 純ココアはメリット沢山で、便秘解消以外にも、不安の緩和、不眠、冷え性、むくみ、など様々な改善に役立つと言われています。たしかに私自身もこの温活ドリンクなココアを、寝る前に飲む習慣をつけてからかなり安眠できているなと実感します。現在、便秘や冷え性や肌荒れにお悩みの方の少しでもご参考になればと思います。 AUTHOR おぬま あすか PROFILE 温活美容家。 “美容を通して人を笑顔に豊かに幸せに”がモットー。 数々のダイエットに挑戦してはリバウンド・体調不良を繰り返した経験から、体温を上げるこ とを意識した温活ダイエットにたどりつく。 自身の経験を『ゆるぽか美活』としてインスタグラムやブログで発信中。多くの女性から支持を集めている。 MORE INFO 温活美容家🌸おぬまあすか 【代謝を上げて太りにくい体質へ】 Instagram
心も体も変わる温活レシピ 「よく噛んで食べると体温アップ!」【温活料理研究家 小川原智子さん】
「よく噛んで食べると体温アップ!」 「よく噛んでゆっくり食べる」と体によいといわれています。実は、「噛む」って、食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させてくれるすごいパワーがあるんですよ。 「噛む」ことによって分泌される唾液に含まれるホルモンには、老化を抑制し、若返りに役立つ成長ホルモンなどが含まれます。「噛む」ことは、女性が気になるダイエットにも美肌にも大きな効果をもたらします。 またよく「噛む」ことは「温活」の効果もてき面。「噛む」ことで、内臓脂肪が燃焼し、熱が生まれれば体が温まり、体温も上昇します。 食べ物をよく噛むと、脳が刺激され、ヒスタミンという脳内物質が分泌されます。内臓脂肪を分解する働きがあり、脂肪が燃焼し、熱を生み出すのです。熱が発生すると体温を一定に保つために、血管が広がり、全身の血流がよくなります。 日本歯科医師会によると、一口につき30回以上「噛む」ことが理想とされています。現代人の「噛む」回数は、10〜20回といわれており、昔の人と比べて少なくなっているといわれています。戦後、ファーストフードの進出にともない、脂肪が多く、柔らかい加工食品が増えたことも一因ではないでしょうか。 食事やおやつで食材の硬さ、大きさなどを工夫して、適度に噛み応えがあるものを組み合わせてみましょう。「噛む」回数が増えると、体の中から温まってきます。 (参照:「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(小川原智子著、フォレスト出版) 「噛むカムレシピ!甘くない塩かりんとう」 ◆材料 小麦粉 2カップ 自然塩 小さじ1/2 植物油(菜種油、白ごま油など) 大さじ2 冷水 1/2カップ弱 打ち粉として 強力粉 適宜 植物油 適宜 自然塩 少々 ◆作り方 小麦粉と自然塩をボウルに入れ、植物油を加えて、手の平で小麦粉と植物をすり合わせる。 に冷水を少しずつ加えて、木べらで全体を混ぜ合わせ、ひとつにまとめる。 まな板に打ち粉をして、生地を麺棒で5mm幅の長方形に伸ばし、5mm幅に切り、形を整える。 揚げ油を中温にして、一本ずつ生地を入れて揚げる。揚げ立てのかりんとうに自然塩をふる。 ◆ワンポイント 一般的によく見かけるかりんとうとは違って、まったく甘くないかりんとうです。噛めば噛むほど粉の甘みが味わえます。甘さがほしいときは、好みで黒砂糖やシナモンなどまぶしてください。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ)...
心も体も変わる温活レシピ 「よく噛んで食べると体温アップ!」【温活料理研究家 小川原智子さん】
「よく噛んで食べると体温アップ!」 「よく噛んでゆっくり食べる」と体によいといわれています。実は、「噛む」って、食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させてくれるすごいパワーがあるんですよ。 「噛む」ことによって分泌される唾液に含まれるホルモンには、老化を抑制し、若返りに役立つ成長ホルモンなどが含まれます。「噛む」ことは、女性が気になるダイエットにも美肌にも大きな効果をもたらします。 またよく「噛む」ことは「温活」の効果もてき面。「噛む」ことで、内臓脂肪が燃焼し、熱が生まれれば体が温まり、体温も上昇します。 食べ物をよく噛むと、脳が刺激され、ヒスタミンという脳内物質が分泌されます。内臓脂肪を分解する働きがあり、脂肪が燃焼し、熱を生み出すのです。熱が発生すると体温を一定に保つために、血管が広がり、全身の血流がよくなります。 日本歯科医師会によると、一口につき30回以上「噛む」ことが理想とされています。現代人の「噛む」回数は、10〜20回といわれており、昔の人と比べて少なくなっているといわれています。戦後、ファーストフードの進出にともない、脂肪が多く、柔らかい加工食品が増えたことも一因ではないでしょうか。 食事やおやつで食材の硬さ、大きさなどを工夫して、適度に噛み応えがあるものを組み合わせてみましょう。「噛む」回数が増えると、体の中から温まってきます。 (参照:「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(小川原智子著、フォレスト出版) 「噛むカムレシピ!甘くない塩かりんとう」 ◆材料 小麦粉 2カップ 自然塩 小さじ1/2 植物油(菜種油、白ごま油など) 大さじ2 冷水 1/2カップ弱 打ち粉として 強力粉 適宜 植物油 適宜 自然塩 少々 ◆作り方 小麦粉と自然塩をボウルに入れ、植物油を加えて、手の平で小麦粉と植物をすり合わせる。 に冷水を少しずつ加えて、木べらで全体を混ぜ合わせ、ひとつにまとめる。 まな板に打ち粉をして、生地を麺棒で5mm幅の長方形に伸ばし、5mm幅に切り、形を整える。 揚げ油を中温にして、一本ずつ生地を入れて揚げる。揚げ立てのかりんとうに自然塩をふる。 ◆ワンポイント 一般的によく見かけるかりんとうとは違って、まったく甘くないかりんとうです。噛めば噛むほど粉の甘みが味わえます。甘さがほしいときは、好みで黒砂糖やシナモンなどまぶしてください。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ)...
心も体も変わる温活レシピ 「山芋の皮のチップス」小川原智子さん
山芋の皮やねぎの根っこ、キャベツの芯・・・。 一般的には捨ててしまう部分ですが、私の料理教室ではおいしくいただいて います。 「え〜!これも食べるんですか!?」 いぶかしそうな目つきで見ていた生徒さんも、実際に料理にして食べていただくと、意外や意外、おいしさに開眼される人が多数なんですよ。 野菜というと、大根の皮や人参の皮、きれいにむいて皮を捨てて、実だけを食べるのが一般的ですよね。 でも、実は捨てている皮や根には、栄養がギュッと詰まっているのです。実と皮の間には、それ以外のところには含まれないビタミンやミネラルが含まれています。 また皮や芯などには、近年になって、食物繊維が豊富なため、腸の健康に役立つこともわかってきました。人参の皮には、免疫力を高めるカロテンが多く含まれていますし、キャベツは内側の葉よりも外側の葉と芯にビタミンがたくさん含まれています。 また、野菜の皮やヘタには、第7の栄養素として「フィトケミカル(ファイトケミカル)」が豊富に含まれています。 フィトケミカルは免疫力向上、アレルギーの抑制、肥満の予防など、健康に生きる手助けをしてくれます。 血流促進の効果もあり、冷え性改善にも役立ちます。 皮も芯も捨てちゃもったいない!! でも、野菜を丸ごと食べるとなると、「野菜に使用されている農薬が気になる」「化学肥料などの残留が気になる」という声をお聞きします。まずは、野菜を水でよく洗って食べるとよいでしょう。 さらに、農薬や化学肥料を使用しない無農薬野菜、有機野菜を選んでみましょう。可能なら自分が生産者になって、家庭菜園で安心な野菜を育てることもおすすめです。 野菜の皮や芯を食べることは、健康効果だけではなく、最近テレビや新聞でよく聞くようになったSDGs(*)の観点でも、食品ロスを減らすことにもつながります。 *SDGsとは・・・「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。国連で採択された国際社会共通の17の目標。 【山芋の皮チップスレシピ】 (著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」より) 材料 ・山芋の皮 10長さ ・米粉 小さじ2 ・自然塩 少々 ・菜種サラダ油 適宜 ・焼き塩 少々 作り方 1 山芋をよく洗って皮を厚めにむいて、チップス状に切り、自然塩を少々まぶしておく。 2 1に米粉をまぶす。 3 小さめの鍋に菜種サラダ油を入れ、中温に熱してパリッと素揚げする。カリッとしてきたら、バットに取り、余分な油を切る。...
心も体も変わる温活レシピ 「山芋の皮のチップス」小川原智子さん
山芋の皮やねぎの根っこ、キャベツの芯・・・。 一般的には捨ててしまう部分ですが、私の料理教室ではおいしくいただいて います。 「え〜!これも食べるんですか!?」 いぶかしそうな目つきで見ていた生徒さんも、実際に料理にして食べていただくと、意外や意外、おいしさに開眼される人が多数なんですよ。 野菜というと、大根の皮や人参の皮、きれいにむいて皮を捨てて、実だけを食べるのが一般的ですよね。 でも、実は捨てている皮や根には、栄養がギュッと詰まっているのです。実と皮の間には、それ以外のところには含まれないビタミンやミネラルが含まれています。 また皮や芯などには、近年になって、食物繊維が豊富なため、腸の健康に役立つこともわかってきました。人参の皮には、免疫力を高めるカロテンが多く含まれていますし、キャベツは内側の葉よりも外側の葉と芯にビタミンがたくさん含まれています。 また、野菜の皮やヘタには、第7の栄養素として「フィトケミカル(ファイトケミカル)」が豊富に含まれています。 フィトケミカルは免疫力向上、アレルギーの抑制、肥満の予防など、健康に生きる手助けをしてくれます。 血流促進の効果もあり、冷え性改善にも役立ちます。 皮も芯も捨てちゃもったいない!! でも、野菜を丸ごと食べるとなると、「野菜に使用されている農薬が気になる」「化学肥料などの残留が気になる」という声をお聞きします。まずは、野菜を水でよく洗って食べるとよいでしょう。 さらに、農薬や化学肥料を使用しない無農薬野菜、有機野菜を選んでみましょう。可能なら自分が生産者になって、家庭菜園で安心な野菜を育てることもおすすめです。 野菜の皮や芯を食べることは、健康効果だけではなく、最近テレビや新聞でよく聞くようになったSDGs(*)の観点でも、食品ロスを減らすことにもつながります。 *SDGsとは・・・「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。国連で採択された国際社会共通の17の目標。 【山芋の皮チップスレシピ】 (著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」より) 材料 ・山芋の皮 10長さ ・米粉 小さじ2 ・自然塩 少々 ・菜種サラダ油 適宜 ・焼き塩 少々 作り方 1 山芋をよく洗って皮を厚めにむいて、チップス状に切り、自然塩を少々まぶしておく。 2 1に米粉をまぶす。 3 小さめの鍋に菜種サラダ油を入れ、中温に熱してパリッと素揚げする。カリッとしてきたら、バットに取り、余分な油を切る。...
心も体も変わる温活レシピ「朝ごはんで温活!冷え取り味噌汁レシピ」【温活料理研究家 小川原智子さん】
朝ごはんはパン派?それともごはん派?最近では、日本人は和食離れ、食の欧米化が進み、朝食は「パン派」が「ごはん派」を上回るようになりました。 実は冷え性さんには、朝ごはんには「ごはん」がおすすめ。洋食と和食を比べると、和食の方がより体温を上げてくれます。 和食は消化吸収がよく、血中へ効率的にエネルギーを取り込むことができるからです。 ごはんと味噌汁に、納豆や漬物などの「一汁一菜」で体の内側から効率的に体を温めることができます。朝一番に体温を上げると、体温の高い状態でエンジンがかかって、日中も元気に過ごせるようになります。 和食というと、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか。和食の基本となる食材の頭文字を取って、覚えやすくゴロ合わせにしたもの。まんべんなく取り入れることで、健康的な食生活がおくれるといわれています。 「まごわやさしい」ご紹介しますね。 ===== ま(まめ)小豆、大豆、黒豆、グリーンピース、油揚げ、納豆など ご(ごま)ごま、くるみ、栗、ぎんなん、松の実など わ(わかめ・海藻)ひじき、のり、昆布、もずく、あらめなど や(野菜)緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類など さ(魚)いわし、あじ、さば、鮭、まぐろなど し(椎茸)えのき、なめこ、しめじ、舞茸など い(芋類)さつまいも、じゃがいも、山芋、里芋など ===== 「和食」というと難しいイメージを持つ人がいるかもしれませんが、ごはんと味噌汁を基本に、「まごわやさしい」の食材を組み合わせて「一汁一菜」で十分。 ぜひ今日から一緒に取り入れてみましょう。 陰陽調和の重ね煮で作る「冷え取り味噌汁」 ◆材料 しめじ:1/4袋 長ねぎ:1/3本 白菜:1枚 大根:5センチ長さ 油揚げ:1/2枚 味噌:大さじ3g 水:3カップ 生姜:少々 のり:1/2枚 作り方 手順①...
心も体も変わる温活レシピ「朝ごはんで温活!冷え取り味噌汁レシピ」【温活料理研究家 小川原智子さん】
朝ごはんはパン派?それともごはん派?最近では、日本人は和食離れ、食の欧米化が進み、朝食は「パン派」が「ごはん派」を上回るようになりました。 実は冷え性さんには、朝ごはんには「ごはん」がおすすめ。洋食と和食を比べると、和食の方がより体温を上げてくれます。 和食は消化吸収がよく、血中へ効率的にエネルギーを取り込むことができるからです。 ごはんと味噌汁に、納豆や漬物などの「一汁一菜」で体の内側から効率的に体を温めることができます。朝一番に体温を上げると、体温の高い状態でエンジンがかかって、日中も元気に過ごせるようになります。 和食というと、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか。和食の基本となる食材の頭文字を取って、覚えやすくゴロ合わせにしたもの。まんべんなく取り入れることで、健康的な食生活がおくれるといわれています。 「まごわやさしい」ご紹介しますね。 ===== ま(まめ)小豆、大豆、黒豆、グリーンピース、油揚げ、納豆など ご(ごま)ごま、くるみ、栗、ぎんなん、松の実など わ(わかめ・海藻)ひじき、のり、昆布、もずく、あらめなど や(野菜)緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類など さ(魚)いわし、あじ、さば、鮭、まぐろなど し(椎茸)えのき、なめこ、しめじ、舞茸など い(芋類)さつまいも、じゃがいも、山芋、里芋など ===== 「和食」というと難しいイメージを持つ人がいるかもしれませんが、ごはんと味噌汁を基本に、「まごわやさしい」の食材を組み合わせて「一汁一菜」で十分。 ぜひ今日から一緒に取り入れてみましょう。 陰陽調和の重ね煮で作る「冷え取り味噌汁」 ◆材料 しめじ:1/4袋 長ねぎ:1/3本 白菜:1枚 大根:5センチ長さ 油揚げ:1/2枚 味噌:大さじ3g 水:3カップ 生姜:少々 のり:1/2枚 作り方 手順①...