「お米」で子宮温活
「ごはん」という言葉が食事を意味するように、日本の食はまさにお米が主役。2500年前の縄文時代から稲作りが始まった日本古来の食べ物です。卑弥呼の邪馬台国時代には、主食の穀物になったといわれています。
日本の風土によく合って、作られてきたものであり、日本人が長い年月、食べ続けてきたもの。
実はお米を食べることで、「体温」も高めることができるんですよ。お米って、咀嚼を促すので、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になるのです。胃腸って筋肉でできているので、動きが活発になると、体温が上がります。
体温アップという観点でも「お米」はマスト。
昔の人は、「米は、子づくり、家づくり、国づくり」とよく言っていたもの。そのことは、身体を表す漢字に表れています。
おなかのことを「丹田」(たんでん)っていいます。そこは、身体の真ん中で、中心軸。血を作る大切なところ。丹田という漢字を見ると、なんとそこには「田」があるではないですか。
よい血を作って、体の中心を温めるには「お米」なんですね。
「お米」を食べると、骨盤が強くなり、おなか周りにある子宮と卵巣が元気になります。子宮と卵巣が元気だと、健康的な卵子ができます。
稲(いね)の語源は「命(いのち)」の「根(ね)」という説があるそうです。稲は千倍に増える作物。お茶碗一杯のご飯は約三千粒、わずか三粒からなった実り。生命力の強いお米を食べることで、私たちの体の土台となる「命の根っこ」が作られるのです。
(参照:「人生が変わる!心と体を温める料理教室」 小川原智子著、フォレスト出版 )
「こんがり醤油の焼きおにぎり」
◆材料
残りごはん 1合分
醤油 大さじ2
◆作り方
①三角形か丸形か好みの形におにぎりを握る。
②コンロの上に置いた焼き網(または魚焼きグリルの焼き網)を火にかけて熱し、植物油を表面に塗っておく。
③おにぎりを網にのせて焼く。表面に少し焼き色がついて、パリッとするまで5分ほど焼く。
④醤油を塗って、また焼き網にのせて醤油が渇くまで焼き、また醤油を塗って・・・を3回繰り返す。
◆ワンポイント
たっぷり醤油をつけるので、塩を手につけないでおにぎりを結びます。焼き網のほか、フライパンに少量の油を敷いて焼いても。