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心も体も変わる温活レシピ「朝ごはんで温活!冷え取り味噌汁レシピ」【温活料理研究家 小川原智子さん】

心も体も変わる温活レシピ「朝ごはんで温活!冷え取り味噌汁レシピ」【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022.08.07

朝ごはんはパン派?それともごはん派?最近では、日本人は和食離れ、食の欧米化が進み、朝食は「パン派」が「ごはん派」を上回るようになりました。 実は冷え性さんには、朝ごはんには「ごはん」がおすすめ。洋食と和食を比べると、和食の方がより体温を上げてくれます。 和食は消化吸収がよく、血中へ効率的にエネルギーを取り込むことができるからです。 ごはんと味噌汁に、納豆や漬物などの「一汁一菜」で体の内側から効率的に体を温めることができます。朝一番に体温を上げると、体温の高い状態でエンジンがかかって、日中も元気に過ごせるようになります。 和食というと、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか。和食の基本となる食材の頭文字を取って、覚えやすくゴロ合わせにしたもの。まんべんなく取り入れることで、健康的な食生活がおくれるといわれています。 「まごわやさしい」ご紹介しますね。 ===== ま(まめ)小豆、大豆、黒豆、グリーンピース、油揚げ、納豆など ご(ごま)ごま、くるみ、栗、ぎんなん、松の実など わ(わかめ・海藻)ひじき、のり、昆布、もずく、あらめなど や(野菜)緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類など さ(魚)いわし、あじ、さば、鮭、まぐろなど し(椎茸)えのき、なめこ、しめじ、舞茸など い(芋類)さつまいも、じゃがいも、山芋、里芋など ===== 「和食」というと難しいイメージを持つ人がいるかもしれませんが、ごはんと味噌汁を基本に、「まごわやさしい」の食材を組み合わせて「一汁一菜」で十分。 ぜひ今日から一緒に取り入れてみましょう。 陰陽調和の重ね煮で作る「冷え取り味噌汁」 ◆材料 しめじ:1/4袋 長ねぎ:1/3本 白菜:1枚 大根:5センチ長さ 油揚げ:1/2枚 味噌:大さじ3g 水:3カップ 生姜:少々 のり:1/2枚 作り方 手順①...

心も体も変わる温活レシピ「朝ごはんで温活!冷え取り味噌汁レシピ」【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022.08.07

朝ごはんはパン派?それともごはん派?最近では、日本人は和食離れ、食の欧米化が進み、朝食は「パン派」が「ごはん派」を上回るようになりました。 実は冷え性さんには、朝ごはんには「ごはん」がおすすめ。洋食と和食を比べると、和食の方がより体温を上げてくれます。 和食は消化吸収がよく、血中へ効率的にエネルギーを取り込むことができるからです。 ごはんと味噌汁に、納豆や漬物などの「一汁一菜」で体の内側から効率的に体を温めることができます。朝一番に体温を上げると、体温の高い状態でエンジンがかかって、日中も元気に過ごせるようになります。 和食というと、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか。和食の基本となる食材の頭文字を取って、覚えやすくゴロ合わせにしたもの。まんべんなく取り入れることで、健康的な食生活がおくれるといわれています。 「まごわやさしい」ご紹介しますね。 ===== ま(まめ)小豆、大豆、黒豆、グリーンピース、油揚げ、納豆など ご(ごま)ごま、くるみ、栗、ぎんなん、松の実など わ(わかめ・海藻)ひじき、のり、昆布、もずく、あらめなど や(野菜)緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類など さ(魚)いわし、あじ、さば、鮭、まぐろなど し(椎茸)えのき、なめこ、しめじ、舞茸など い(芋類)さつまいも、じゃがいも、山芋、里芋など ===== 「和食」というと難しいイメージを持つ人がいるかもしれませんが、ごはんと味噌汁を基本に、「まごわやさしい」の食材を組み合わせて「一汁一菜」で十分。 ぜひ今日から一緒に取り入れてみましょう。 陰陽調和の重ね煮で作る「冷え取り味噌汁」 ◆材料 しめじ:1/4袋 長ねぎ:1/3本 白菜:1枚 大根:5センチ長さ 油揚げ:1/2枚 味噌:大さじ3g 水:3カップ 生姜:少々 のり:1/2枚 作り方 手順①...

心も体も変わる温活レシピ 「目の下のクマ」に効く食材&温活法 【温活料理研究家 小川原智子さん】

心も体も変わる温活レシピ 「目の下のクマ」に効く食材&温活法 【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022.08.07

「目の下のクマ」に効く食材&温活法 目の下のクマ、女性にとっては切実な悩みですよね。目の下が黒ずんでしまっていると、表情が暗く、疲れて見えたり、年齢よりも老けた印象になったりしてしまいます。 「目の下のクマ」って、寝不足や疲労が原因でできると考える人は多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。 「目の下のクマ」って、体が冷えているサイン、そして東洋医学でいう「腎」の疲れの表れでもあるんですよ。血の生成にも関わっている「腎」が弱ると、生命エネルギーが衰えて、気力、体力も低下し、活動量も落ちます。しみやくすみなどの皮膚の黒ずみの主な原因も、血行障害と「腎」の衰え。 「目の下のクマ」対策は、血の流れをよくして、「腎」を補うこと。 きれいな肌には、血がサラサラと滞りなく、流れていることが大切です。「腎」を補い、よい血を作るには、「黒い食材」が効果的!「黒い食材」というと、黒豆、黒きくらげ、黒ごま、黒米、海藻など。 また、小豆も「腎」の薬といわれています。腎臓と似た形をした「小豆」は、昔から「腎」の働きを高めると考えられてきました。 「目の下のクマ」対策には、「温活」も必須。とにかく冷えるという方は、体を温めて、血を巡らせましょう。腎臓を直接温めると、働きが活性化して、免疫力も上がるといわれています。腹巻きやカイロで腎臓(腰より上の背中側、背骨を挟んで左右に一つずつあります)を温めてみましょう。 「黒米入り玄米ごはんの薬膳デコレーション」 材料 玄米:2合黒米:大さじ2水:お鍋に合わせた玄米を炊く水の量+大さじ4自然塩小さじ:1/2弱 【トッピング】 くこの実、ひまわりの種、アーモンド、松の実、レーズンなど合わせて1/2カップ 作り方 ①玄米はバッドに入れて、もみ殻やゴミを取り除く。 ②ボウルに入れて、たっぷりの水を加え、拝むように両手で2~3回洗って、一晩水に浸けておく。 ③黒米はさっと洗って、ざるに上げる。 ④玄米をざるに上げる。炊飯器や圧力鍋、土鍋に玄米と黒米を入れる。 ⑤分量の水を注ぎ自然塩を入れる。 ⑥玄米の炊飯時間にして炊き上げる。 ⑦圧力鍋、土鍋は火から下ろして15分蒸らす。 ⑧トッピングのナッツ類は粗みじんに切っておく。 ⑨型を水でぬらして、底にナッツ類敷き詰める。種実の上から玄米ごはんを入れてしっかり押す。 ⑩お皿にのせて、ひっくり返して出来上がり。 ワンポイント ・黒米はしっかり洗うとアントシアニン色素が溶け出してしまうので、さっと水で流す程度にして、炊く直前に入れて混ぜてから炊きます。 ・玄米の代わりに白米でもおいしくできます。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ) PROFILE...

心も体も変わる温活レシピ 「目の下のクマ」に効く食材&温活法 【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022.08.07

「目の下のクマ」に効く食材&温活法 目の下のクマ、女性にとっては切実な悩みですよね。目の下が黒ずんでしまっていると、表情が暗く、疲れて見えたり、年齢よりも老けた印象になったりしてしまいます。 「目の下のクマ」って、寝不足や疲労が原因でできると考える人は多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。 「目の下のクマ」って、体が冷えているサイン、そして東洋医学でいう「腎」の疲れの表れでもあるんですよ。血の生成にも関わっている「腎」が弱ると、生命エネルギーが衰えて、気力、体力も低下し、活動量も落ちます。しみやくすみなどの皮膚の黒ずみの主な原因も、血行障害と「腎」の衰え。 「目の下のクマ」対策は、血の流れをよくして、「腎」を補うこと。 きれいな肌には、血がサラサラと滞りなく、流れていることが大切です。「腎」を補い、よい血を作るには、「黒い食材」が効果的!「黒い食材」というと、黒豆、黒きくらげ、黒ごま、黒米、海藻など。 また、小豆も「腎」の薬といわれています。腎臓と似た形をした「小豆」は、昔から「腎」の働きを高めると考えられてきました。 「目の下のクマ」対策には、「温活」も必須。とにかく冷えるという方は、体を温めて、血を巡らせましょう。腎臓を直接温めると、働きが活性化して、免疫力も上がるといわれています。腹巻きやカイロで腎臓(腰より上の背中側、背骨を挟んで左右に一つずつあります)を温めてみましょう。 「黒米入り玄米ごはんの薬膳デコレーション」 材料 玄米:2合黒米:大さじ2水:お鍋に合わせた玄米を炊く水の量+大さじ4自然塩小さじ:1/2弱 【トッピング】 くこの実、ひまわりの種、アーモンド、松の実、レーズンなど合わせて1/2カップ 作り方 ①玄米はバッドに入れて、もみ殻やゴミを取り除く。 ②ボウルに入れて、たっぷりの水を加え、拝むように両手で2~3回洗って、一晩水に浸けておく。 ③黒米はさっと洗って、ざるに上げる。 ④玄米をざるに上げる。炊飯器や圧力鍋、土鍋に玄米と黒米を入れる。 ⑤分量の水を注ぎ自然塩を入れる。 ⑥玄米の炊飯時間にして炊き上げる。 ⑦圧力鍋、土鍋は火から下ろして15分蒸らす。 ⑧トッピングのナッツ類は粗みじんに切っておく。 ⑨型を水でぬらして、底にナッツ類敷き詰める。種実の上から玄米ごはんを入れてしっかり押す。 ⑩お皿にのせて、ひっくり返して出来上がり。 ワンポイント ・黒米はしっかり洗うとアントシアニン色素が溶け出してしまうので、さっと水で流す程度にして、炊く直前に入れて混ぜてから炊きます。 ・玄米の代わりに白米でもおいしくできます。 AUTHOR 小川原智子(おがわらともこ) PROFILE...