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【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

2022.12.06

先日のコラムで、足にある温活におすすめのツボをご紹介させていただきましたが、そちらはご覧いただけましたでしょうか。  セルフケアを続けていくと、なんだか巡りがよくなって来たような気がしませんか? 気のせいかもしれないけれど…… それでもよくなった気がすると嬉しいですよね? よくなってきたような『気』がする。 『気』のせいかもしれないけれど… 『気』 東洋医学では大切な概念なのですが、突然、『気』って言われてもわかりにくいですよね。 本題に入る前に、簡単に東洋医学での『気』についてご紹介します。 東洋医学で『気』とは? 例えば… 『気』の持ちよう、『気』遣い『気』疲れ、『気』がかり、などなど… 実は、私たちはたくさんの『気』に関係する言葉を日常的に使っています。 思い悩んでいる時に、 「気のせいだよ〜!」って声をかけられて、なんだかモヤモヤした経験が1度ぐらいありませんか? そんな時に、「え?気のせいって(モヤモヤ)…」と思っても、 頭の中で、東洋医学の『気』に変換して「『気』のせい」と置き換えるとどうでしょう? 東洋医学では、私たち人間の身体は、「気」、「血(けつ)」、「津液(しんえき)」の3つ、または、そこに『精(せい)』を加えた4つの要素から成り立つと考えられています。 (「血(けつ)」、「津液(しんえき)」、「精(せい)」はまた別の機会にご紹介できたらと思います) 『気』は生命活動や運動を支えるエネルギー源、とされています。 別の言い方をすると、 身体の中のあらゆるものを動かすのが『気』とされていて、その働きにより、内臓が動き、呼吸ができ、食べ物を消化出来る等の生命活動を行えると考えられています。 他にも、身体を守るバリアーのような作用、体液や内臓をあるべき位置に固定するなど様々な作用があります。 それにより、身体が機能し、健康な状態が維持されると考えることができます。 そして、温活そのものと行って良い、『身体を温める作用=温煦作用(おんくさよう)』も『気』の作用とされています。   いかがでしょう。 少し捉え方が変わってきませんか? 『気』が散る、『気』が滅入る… そう、確かに、『気』のせい、...

【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

2022.12.06

先日のコラムで、足にある温活におすすめのツボをご紹介させていただきましたが、そちらはご覧いただけましたでしょうか。  セルフケアを続けていくと、なんだか巡りがよくなって来たような気がしませんか? 気のせいかもしれないけれど…… それでもよくなった気がすると嬉しいですよね? よくなってきたような『気』がする。 『気』のせいかもしれないけれど… 『気』 東洋医学では大切な概念なのですが、突然、『気』って言われてもわかりにくいですよね。 本題に入る前に、簡単に東洋医学での『気』についてご紹介します。 東洋医学で『気』とは? 例えば… 『気』の持ちよう、『気』遣い『気』疲れ、『気』がかり、などなど… 実は、私たちはたくさんの『気』に関係する言葉を日常的に使っています。 思い悩んでいる時に、 「気のせいだよ〜!」って声をかけられて、なんだかモヤモヤした経験が1度ぐらいありませんか? そんな時に、「え?気のせいって(モヤモヤ)…」と思っても、 頭の中で、東洋医学の『気』に変換して「『気』のせい」と置き換えるとどうでしょう? 東洋医学では、私たち人間の身体は、「気」、「血(けつ)」、「津液(しんえき)」の3つ、または、そこに『精(せい)』を加えた4つの要素から成り立つと考えられています。 (「血(けつ)」、「津液(しんえき)」、「精(せい)」はまた別の機会にご紹介できたらと思います) 『気』は生命活動や運動を支えるエネルギー源、とされています。 別の言い方をすると、 身体の中のあらゆるものを動かすのが『気』とされていて、その働きにより、内臓が動き、呼吸ができ、食べ物を消化出来る等の生命活動を行えると考えられています。 他にも、身体を守るバリアーのような作用、体液や内臓をあるべき位置に固定するなど様々な作用があります。 それにより、身体が機能し、健康な状態が維持されると考えることができます。 そして、温活そのものと行って良い、『身体を温める作用=温煦作用(おんくさよう)』も『気』の作用とされています。   いかがでしょう。 少し捉え方が変わってきませんか? 『気』が散る、『気』が滅入る… そう、確かに、『気』のせい、...

女性にこそすっぽん!30~40代の女性に見逃せない成分や効果を解説

女性にこそすっぽん!30~40代の女性に見逃せない成分や効果を解説

2022.11.28

「元気の源」といわれてきたすっぽん。すっぽんに含まれている豊富な栄養素は、古来より健康を気づかう方々に注目されてきました。 滋養強壮に富む食材としてはもちろん、近年では美肌をつくるエイジングケア食材として、ゆらぎ世代の女性を中心に健康食材としても大変注目されています。 そこで今回は、すっぽんの栄養や効果・効能について詳しく解説していきます。「体調不良が続いて不安…」「以前の元気を取り戻したい!」「すっぽんの効能について知りたい」と思う方はぜひ参考にしてください。 そもそもすっぽんとは? 「一度噛むと雷が鳴っても離さない」と言われるほど狂暴なすっぽん。爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されている亀の一種で、「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」「アジアスッポン」など様々な種類があります。 自然界では、河川や湖沼などの淡水に生息していますが、食用として使われているのは「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」と呼ばれる種類で、日本各地で養殖されています。 すっぽんは亀の仲間ですが、亀とは異なり甲羅は柔らかく、甲羅の外側にある「エンペラ」には、ゼラチン質のコラーゲンが豊富に含まれています。その他、甲羅全体や肉、血に至るまで食することができ、一部の内臓と爪以外はすべて食べられるのが特徴です。 またすっぽんは高級食材としても人気があり、すっぽん鍋やから揚げ、刺身などでおいしくいただくことができます。 すっぽんは見た目がグロテスクなうえ、亀の仲間と聞くと生臭そうなイメージがありますが、味は淡泊で、鶏肉に近い味という方が多いです。食感はプリプリとしており、コラーゲンのような感触です。また、すっぽんから良い出汁が出るため、すっぽん鍋としてよく食されているようです。 女性に嬉しい、すっぽんに含まれる栄養と効果・効能 すっぽんは、若々しい毎日を送りたい方、いつまでもキレイでいたいと願う女性に必要な栄養素を豊富に含みます。ここでは、ゆらぎ世代の女性のために、すっぽんに含まれる栄養素に注目しながら、主な効果や効能についてご紹介していきます。 アミノ酸 すっぽんの甲羅のフチ(エンペラ)はコラーゲンの塊です。すっぽんにはコラーゲンの元となるアミノ酸が豊富に含まれています。 体内では生成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言いますが、すっぽんはこの必須アミノ酸を全て含んでいるほか、体内で生成される非必須アミノ酸まで含むなど、まさにアミノ酸の宝庫です。 すっぽんに含まれるアミノ酸  必須アミノ酸 バリンロイシンイソロイシンスレオニントリプトファンヒスチジンフェニルアラニンメチオニンリジン 非必須アミノ酸 アスパラギン酸グルタミン酸グルタミンアルギニンアラニンシステインアスパラギンチロシンセリンプロリングリシン これら20種類の必須アミノ酸、非必須アミノ酸はタンパク質が分解された最小単位の物質で、腸管から吸収されたあと、血液や筋肉のほか、内臓、脳神経といった体の中のさまざまな部位の材料になったり、酵素やホルモンの材料になったりします。 実は私たちのからだは、この20種類のアミノ酸からできています。すっぽんには体の形成に必要な20種類のアミノ酸すべてを含んでいるため、美容と健康の両面で効果を期待できる食材といえるでしょう。 不飽和脂肪酸 すっぽんは、動物でありながらオレイン酸やリノール酸など、植物性に近い性質の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など、魚と同じ不飽和脂肪酸も含んでいます。 不飽和脂肪酸を摂取すると、以下のような健康に良い効果が得られます。 余分なコレステロールの付着を防ぐ 血圧を下げる 中性脂肪を下げる 悪玉コレステロールを減らす 便秘を解消する 動脈硬化を抑制する...

女性にこそすっぽん!30~40代の女性に見逃せない成分や効果を解説

2022.11.28

「元気の源」といわれてきたすっぽん。すっぽんに含まれている豊富な栄養素は、古来より健康を気づかう方々に注目されてきました。 滋養強壮に富む食材としてはもちろん、近年では美肌をつくるエイジングケア食材として、ゆらぎ世代の女性を中心に健康食材としても大変注目されています。 そこで今回は、すっぽんの栄養や効果・効能について詳しく解説していきます。「体調不良が続いて不安…」「以前の元気を取り戻したい!」「すっぽんの効能について知りたい」と思う方はぜひ参考にしてください。 そもそもすっぽんとは? 「一度噛むと雷が鳴っても離さない」と言われるほど狂暴なすっぽん。爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されている亀の一種で、「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」「アジアスッポン」など様々な種類があります。 自然界では、河川や湖沼などの淡水に生息していますが、食用として使われているのは「キョクトウスッポン(ニホンスッポン)」と呼ばれる種類で、日本各地で養殖されています。 すっぽんは亀の仲間ですが、亀とは異なり甲羅は柔らかく、甲羅の外側にある「エンペラ」には、ゼラチン質のコラーゲンが豊富に含まれています。その他、甲羅全体や肉、血に至るまで食することができ、一部の内臓と爪以外はすべて食べられるのが特徴です。 またすっぽんは高級食材としても人気があり、すっぽん鍋やから揚げ、刺身などでおいしくいただくことができます。 すっぽんは見た目がグロテスクなうえ、亀の仲間と聞くと生臭そうなイメージがありますが、味は淡泊で、鶏肉に近い味という方が多いです。食感はプリプリとしており、コラーゲンのような感触です。また、すっぽんから良い出汁が出るため、すっぽん鍋としてよく食されているようです。 女性に嬉しい、すっぽんに含まれる栄養と効果・効能 すっぽんは、若々しい毎日を送りたい方、いつまでもキレイでいたいと願う女性に必要な栄養素を豊富に含みます。ここでは、ゆらぎ世代の女性のために、すっぽんに含まれる栄養素に注目しながら、主な効果や効能についてご紹介していきます。 アミノ酸 すっぽんの甲羅のフチ(エンペラ)はコラーゲンの塊です。すっぽんにはコラーゲンの元となるアミノ酸が豊富に含まれています。 体内では生成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言いますが、すっぽんはこの必須アミノ酸を全て含んでいるほか、体内で生成される非必須アミノ酸まで含むなど、まさにアミノ酸の宝庫です。 すっぽんに含まれるアミノ酸  必須アミノ酸 バリンロイシンイソロイシンスレオニントリプトファンヒスチジンフェニルアラニンメチオニンリジン 非必須アミノ酸 アスパラギン酸グルタミン酸グルタミンアルギニンアラニンシステインアスパラギンチロシンセリンプロリングリシン これら20種類の必須アミノ酸、非必須アミノ酸はタンパク質が分解された最小単位の物質で、腸管から吸収されたあと、血液や筋肉のほか、内臓、脳神経といった体の中のさまざまな部位の材料になったり、酵素やホルモンの材料になったりします。 実は私たちのからだは、この20種類のアミノ酸からできています。すっぽんには体の形成に必要な20種類のアミノ酸すべてを含んでいるため、美容と健康の両面で効果を期待できる食材といえるでしょう。 不飽和脂肪酸 すっぽんは、動物でありながらオレイン酸やリノール酸など、植物性に近い性質の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など、魚と同じ不飽和脂肪酸も含んでいます。 不飽和脂肪酸を摂取すると、以下のような健康に良い効果が得られます。 余分なコレステロールの付着を防ぐ 血圧を下げる 中性脂肪を下げる 悪玉コレステロールを減らす 便秘を解消する 動脈硬化を抑制する...