フェムケアマガジン文香さん

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

2023.01.18

ふと、鏡を見た時に、”今日浮腫んでるかも...”大人女子のお悩みとして、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。 今回はお顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボと、お顔の浮腫みに深く関わりのある肩こりにオススメのツボをご紹介していきます。 お身体にお怪我や不調がある場合には無理はされず、気になる症状のある方は早めにかかりつけの病院を受診されてくださいね。 お顔の浮腫みと肩こりの関係 おすすめのツボのご紹介の前に、お顔の浮腫みと肩こりの関係について簡単にご紹介します。 肩こり、首こり...お悩みでない方を探す方が大変なぐらい、お悩みの方が多い症状ではないでしょうか? 寒くなると無意識のうちに肩に力が入ってしまい、肩のこりを招いてしまうことも。 私たちの身体の中を流れる血液は、およそ1分間で身体中を巡ります。 血液は全身を巡りながら、老廃物を体外に排出したり、酸素などの栄養素を身体中に届ける働きをしているのですが、PCやスマホ作業などでの姿勢を保つために、首から肩にかけて筋肉が緊張することや、寒さ、慢性的な運動不足などで血流に影響が出ることにより、肩周りに重く感じるのが肩こりと言われています。 肩が凝ってしまうと、頭・お顔から身体に戻る血液の流れにも影響してしまい、お顔の浮腫みに繋がってしまいます。 肩周りのコリが原因でお顔に影響が出ている方も少なくなく、お顔に触らなくても、肩のこりをケアすることでお顔がスッキリされる方も多くいらっしゃいます。 それでは、肩こりにおすすめのツボをご紹介します。 肩こりにおすすめのツボ 外関(がいかん) 外関(がいかん)は肩こり以外にも、頭痛や目の不調が気になる時にもおすすめです。 手首を手の甲側に曲げた時に手首にできる線の真ん中から、指三本(人差し指、中指、薬指)分、肘の方側あたりになります。 片側ずつ行います。 手を親指が上になる様に垂直にし、反対側の手の人差し指の腹をツボの位置に置き、親指と挟む様に支えます。 イタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら人差し指の指の腹で3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 肩井(けんせい) 肩井(けんせい)は、肩こりの他、頭痛・眼精疲労にも効果があると言われています。 肩の先の骨と首を前に倒した時に首の後ろで一番出っぱっている骨とを結ぶ線の真ん中あたりになります。 反対側の手を肩にかけるように触り、中指が触るあたりという探し方もあります。(こちらの方がわかりやすいかと思います) 片側ずつ行います。 人差し指・中指・薬指の3本の指を並べてイタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 指を置く位置を前後、左右に少しずつ動かしながら行ってみてください。 続いて、お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボをご紹介します! 顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ 翳風(えいふう) 翳風(えいふう)は、全身の血液の巡りを改善してくれ、頭痛や肩こりお顔の浮腫みの解消に効果的と言われています。...

女性鍼灸師が解説! お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ

2023.01.18

ふと、鏡を見た時に、”今日浮腫んでるかも...”大人女子のお悩みとして、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。 今回はお顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボと、お顔の浮腫みに深く関わりのある肩こりにオススメのツボをご紹介していきます。 お身体にお怪我や不調がある場合には無理はされず、気になる症状のある方は早めにかかりつけの病院を受診されてくださいね。 お顔の浮腫みと肩こりの関係 おすすめのツボのご紹介の前に、お顔の浮腫みと肩こりの関係について簡単にご紹介します。 肩こり、首こり...お悩みでない方を探す方が大変なぐらい、お悩みの方が多い症状ではないでしょうか? 寒くなると無意識のうちに肩に力が入ってしまい、肩のこりを招いてしまうことも。 私たちの身体の中を流れる血液は、およそ1分間で身体中を巡ります。 血液は全身を巡りながら、老廃物を体外に排出したり、酸素などの栄養素を身体中に届ける働きをしているのですが、PCやスマホ作業などでの姿勢を保つために、首から肩にかけて筋肉が緊張することや、寒さ、慢性的な運動不足などで血流に影響が出ることにより、肩周りに重く感じるのが肩こりと言われています。 肩が凝ってしまうと、頭・お顔から身体に戻る血液の流れにも影響してしまい、お顔の浮腫みに繋がってしまいます。 肩周りのコリが原因でお顔に影響が出ている方も少なくなく、お顔に触らなくても、肩のこりをケアすることでお顔がスッキリされる方も多くいらっしゃいます。 それでは、肩こりにおすすめのツボをご紹介します。 肩こりにおすすめのツボ 外関(がいかん) 外関(がいかん)は肩こり以外にも、頭痛や目の不調が気になる時にもおすすめです。 手首を手の甲側に曲げた時に手首にできる線の真ん中から、指三本(人差し指、中指、薬指)分、肘の方側あたりになります。 片側ずつ行います。 手を親指が上になる様に垂直にし、反対側の手の人差し指の腹をツボの位置に置き、親指と挟む様に支えます。 イタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら人差し指の指の腹で3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 肩井(けんせい) 肩井(けんせい)は、肩こりの他、頭痛・眼精疲労にも効果があると言われています。 肩の先の骨と首を前に倒した時に首の後ろで一番出っぱっている骨とを結ぶ線の真ん中あたりになります。 反対側の手を肩にかけるように触り、中指が触るあたりという探し方もあります。(こちらの方がわかりやすいかと思います) 片側ずつ行います。 人差し指・中指・薬指の3本の指を並べてイタ気持ち良いを力加減の目安に、息を吐きながら3〜5秒かけて押し、3秒程かけてゆっくり緩めるを5〜10回繰り返します。 指を置く位置を前後、左右に少しずつ動かしながら行ってみてください。 続いて、お顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボをご紹介します! 顔の浮腫みが気になる時にオススメのツボ 翳風(えいふう) 翳風(えいふう)は、全身の血液の巡りを改善してくれ、頭痛や肩こりお顔の浮腫みの解消に効果的と言われています。...

【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

2022.12.06

先日のコラムで、足にある温活におすすめのツボをご紹介させていただきましたが、そちらはご覧いただけましたでしょうか。  セルフケアを続けていくと、なんだか巡りがよくなって来たような気がしませんか? 気のせいかもしれないけれど…… それでもよくなった気がすると嬉しいですよね? よくなってきたような『気』がする。 『気』のせいかもしれないけれど… 『気』 東洋医学では大切な概念なのですが、突然、『気』って言われてもわかりにくいですよね。 本題に入る前に、簡単に東洋医学での『気』についてご紹介します。 東洋医学で『気』とは? 例えば… 『気』の持ちよう、『気』遣い『気』疲れ、『気』がかり、などなど… 実は、私たちはたくさんの『気』に関係する言葉を日常的に使っています。 思い悩んでいる時に、 「気のせいだよ〜!」って声をかけられて、なんだかモヤモヤした経験が1度ぐらいありませんか? そんな時に、「え?気のせいって(モヤモヤ)…」と思っても、 頭の中で、東洋医学の『気』に変換して「『気』のせい」と置き換えるとどうでしょう? 東洋医学では、私たち人間の身体は、「気」、「血(けつ)」、「津液(しんえき)」の3つ、または、そこに『精(せい)』を加えた4つの要素から成り立つと考えられています。 (「血(けつ)」、「津液(しんえき)」、「精(せい)」はまた別の機会にご紹介できたらと思います) 『気』は生命活動や運動を支えるエネルギー源、とされています。 別の言い方をすると、 身体の中のあらゆるものを動かすのが『気』とされていて、その働きにより、内臓が動き、呼吸ができ、食べ物を消化出来る等の生命活動を行えると考えられています。 他にも、身体を守るバリアーのような作用、体液や内臓をあるべき位置に固定するなど様々な作用があります。 それにより、身体が機能し、健康な状態が維持されると考えることができます。 そして、温活そのものと行って良い、『身体を温める作用=温煦作用(おんくさよう)』も『気』の作用とされています。   いかがでしょう。 少し捉え方が変わってきませんか? 『気』が散る、『気』が滅入る… そう、確かに、『気』のせい、...

【女性鍼灸師が解説!】温活におすすめのツボ!〜手とお腹周りのツボ〜

2022.12.06

先日のコラムで、足にある温活におすすめのツボをご紹介させていただきましたが、そちらはご覧いただけましたでしょうか。  セルフケアを続けていくと、なんだか巡りがよくなって来たような気がしませんか? 気のせいかもしれないけれど…… それでもよくなった気がすると嬉しいですよね? よくなってきたような『気』がする。 『気』のせいかもしれないけれど… 『気』 東洋医学では大切な概念なのですが、突然、『気』って言われてもわかりにくいですよね。 本題に入る前に、簡単に東洋医学での『気』についてご紹介します。 東洋医学で『気』とは? 例えば… 『気』の持ちよう、『気』遣い『気』疲れ、『気』がかり、などなど… 実は、私たちはたくさんの『気』に関係する言葉を日常的に使っています。 思い悩んでいる時に、 「気のせいだよ〜!」って声をかけられて、なんだかモヤモヤした経験が1度ぐらいありませんか? そんな時に、「え?気のせいって(モヤモヤ)…」と思っても、 頭の中で、東洋医学の『気』に変換して「『気』のせい」と置き換えるとどうでしょう? 東洋医学では、私たち人間の身体は、「気」、「血(けつ)」、「津液(しんえき)」の3つ、または、そこに『精(せい)』を加えた4つの要素から成り立つと考えられています。 (「血(けつ)」、「津液(しんえき)」、「精(せい)」はまた別の機会にご紹介できたらと思います) 『気』は生命活動や運動を支えるエネルギー源、とされています。 別の言い方をすると、 身体の中のあらゆるものを動かすのが『気』とされていて、その働きにより、内臓が動き、呼吸ができ、食べ物を消化出来る等の生命活動を行えると考えられています。 他にも、身体を守るバリアーのような作用、体液や内臓をあるべき位置に固定するなど様々な作用があります。 それにより、身体が機能し、健康な状態が維持されると考えることができます。 そして、温活そのものと行って良い、『身体を温める作用=温煦作用(おんくさよう)』も『気』の作用とされています。   いかがでしょう。 少し捉え方が変わってきませんか? 『気』が散る、『気』が滅入る… そう、確かに、『気』のせい、...

【女性鍼灸師が解説!】温活に効果的な7つの足ツボとは?全身を温めるには足の巡りの改善から。

【女性鍼灸師が解説!】温活に効果的な7つの足ツボとは?全身を温めるには足の巡りの改善から。

2022.10.31

『温活』という言葉が、一般的に使われるようになってきました。「体が冷えないように気をつけています。」「温活に取り組んでいます。」と言う方も増えてきたように思います。 温活には、運動・食事・服装などさまざまな方法があります。今回は、これまで私が鍼灸師として、実践してきた温活におすすめのツボをご紹介したいと思います。(※ツボ刺激によるセルフケアは、妊娠中の方や体調に不安がある方は控えましょう。)足の冷えが全身の冷えに繋がっていることもあり、まずは足のツボを刺激して足先の温活を実践してみましょう! なぜ、温活にツボ刺激がおすすめなの? 「ツボ」という言葉は、皆さま一度は耳にされたことがある言葉かと思います。まずは、「ツボとは?」という事も簡単に説明します。 ツボとは、経穴(けいけつ)といいます。 東洋医学の考えでは、全身にエネルギー(東洋医学で、気血(きけつ)と言います)が巡るための線路のようなものがあると考え、それを経絡(けいらく)と言います。 経穴(けいけつ)は、その経絡(けいらく)の上にある、大切なポイントになります。 経絡(けいらく)を路線、経穴(けいけつ)を駅のようなイメージを持っていただければと思います。 経絡(けいらく)=線路 経穴(けいけつ)=駅 のイメージです。 ここからは、経穴(けいけつ)ではなく、馴染みのある『ツボ』の表現で統一していきますね!  ツボにはそれぞれ、こういった場合にこのツボを選ぶと良いというものがあるのですが、今回は、温活セルフケアにおすすめのツボを、『足の冷え+フェムケア』にオススメ!というポイントで選びました。  ちなみに、ツボはWHO(世界保健機関)で361個、定められているのですが、それ以外にもたくさんあります。奇穴(きけつ)というのですが、ステップ1で紹介しているツボは奇穴(きけつ)になります。 足にある温活におすすめのツボ7選 ここからは本題です。 寒くなると足先が辛い。。。と言う方も、少なくないのではないでしょうか。 ・足が冷たくて眠れない、、、 ・寝る時は靴下が手放せない、、、 ・さらに重ねて履いている、、、 と言うお話も、よく聞きます。 こちらのコラムでは、そんなお悩みを持つ方に、ぜひ知っていただきたいツボをご紹介していきます。 2つのステップに分けてご紹介します。 時間がない方、慣れない方はステップ1のみでも構いません。ご自身のペースで行ってください。週に一度1時間行うより毎日5分でも行う方が効果的です! 湯船につかっているときや、入浴後、寝る前(足が冷えて寝付けない時など)に行うのもおすすめです。 まず、ステップ1で足先の巡りを改善し、ステップ2でご紹介するツボで足首かかとの巡りを改善していきます。 足先の巡りを改善させることで、全身を冷えにくくする効果も。  冷えになぜ足のツボが大切かと言うと、当然ですが体はつながっています。 血液は全身をめぐっているので、足で冷えた血液が体に戻ることで体が冷えてしまいます。 特に女性の方に知っていただきたいのが、体は暖かいと思っていても体の深部(深いところ)は、冷えている場合があると言うことです。...

【女性鍼灸師が解説!】温活に効果的な7つの足ツボとは?全身を温めるには足の巡りの改善から。

2022.10.31

『温活』という言葉が、一般的に使われるようになってきました。「体が冷えないように気をつけています。」「温活に取り組んでいます。」と言う方も増えてきたように思います。 温活には、運動・食事・服装などさまざまな方法があります。今回は、これまで私が鍼灸師として、実践してきた温活におすすめのツボをご紹介したいと思います。(※ツボ刺激によるセルフケアは、妊娠中の方や体調に不安がある方は控えましょう。)足の冷えが全身の冷えに繋がっていることもあり、まずは足のツボを刺激して足先の温活を実践してみましょう! なぜ、温活にツボ刺激がおすすめなの? 「ツボ」という言葉は、皆さま一度は耳にされたことがある言葉かと思います。まずは、「ツボとは?」という事も簡単に説明します。 ツボとは、経穴(けいけつ)といいます。 東洋医学の考えでは、全身にエネルギー(東洋医学で、気血(きけつ)と言います)が巡るための線路のようなものがあると考え、それを経絡(けいらく)と言います。 経穴(けいけつ)は、その経絡(けいらく)の上にある、大切なポイントになります。 経絡(けいらく)を路線、経穴(けいけつ)を駅のようなイメージを持っていただければと思います。 経絡(けいらく)=線路 経穴(けいけつ)=駅 のイメージです。 ここからは、経穴(けいけつ)ではなく、馴染みのある『ツボ』の表現で統一していきますね!  ツボにはそれぞれ、こういった場合にこのツボを選ぶと良いというものがあるのですが、今回は、温活セルフケアにおすすめのツボを、『足の冷え+フェムケア』にオススメ!というポイントで選びました。  ちなみに、ツボはWHO(世界保健機関)で361個、定められているのですが、それ以外にもたくさんあります。奇穴(きけつ)というのですが、ステップ1で紹介しているツボは奇穴(きけつ)になります。 足にある温活におすすめのツボ7選 ここからは本題です。 寒くなると足先が辛い。。。と言う方も、少なくないのではないでしょうか。 ・足が冷たくて眠れない、、、 ・寝る時は靴下が手放せない、、、 ・さらに重ねて履いている、、、 と言うお話も、よく聞きます。 こちらのコラムでは、そんなお悩みを持つ方に、ぜひ知っていただきたいツボをご紹介していきます。 2つのステップに分けてご紹介します。 時間がない方、慣れない方はステップ1のみでも構いません。ご自身のペースで行ってください。週に一度1時間行うより毎日5分でも行う方が効果的です! 湯船につかっているときや、入浴後、寝る前(足が冷えて寝付けない時など)に行うのもおすすめです。 まず、ステップ1で足先の巡りを改善し、ステップ2でご紹介するツボで足首かかとの巡りを改善していきます。 足先の巡りを改善させることで、全身を冷えにくくする効果も。  冷えになぜ足のツボが大切かと言うと、当然ですが体はつながっています。 血液は全身をめぐっているので、足で冷えた血液が体に戻ることで体が冷えてしまいます。 特に女性の方に知っていただきたいのが、体は暖かいと思っていても体の深部(深いところ)は、冷えている場合があると言うことです。...